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PJ: 林田 力

スーパーFMW新木場興行の迫力(上)
2010年06月29日 13:40 JST


激突する羽沙羅選手(手前)と雫あき選手(奥)(撮影:林田力、撮影日:2010年6月26日) 

【PJニュース 2010年6月29日】スーパーFMWのプロレス興行が2010年6月26日、新木場ファーストリング(東京都江東区)で開催された。スーパーFMWの源流は、大仁田厚が設立したプロレス団体FMW(Frontier Martial-arts Wrestling)である。FMWは「ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ」などの過激な試合で一世を風靡した。ところが、FMWは2002年に倒産し、荒井昌一社長が自殺するという悲劇的な幕引きとなった。

その後、FMWに所属していたターザン後藤が2009年にFMW再旗揚げを宣言し、12月24日にターザン後藤30周年&FMW再旗揚げ興行が開催された。そして最旗揚げ後の団体名を新FMWからスーパーFMWに変更して現在に至る。

第一試合はダイナマイトバンプ・バルーンブレイクマッチである。ダイナマイトパンプはニューハーフのプロレス団体である。風船を割った方が勝者というルールであるが、試合開始後しばらく経過した後にルールを説明するというグダグダな進行であった。このルールによって最終的には敗北したものの、歌舞伎町のオカマバー『ひげガール』で働いているドテ子選手が奮闘し、会場の笑いを誘っていた。

第二試合は橋誠選手と円華選手の一本勝負である。両者の攻防が続いたものの、最後は橋選手の必殺技「天誅烏落とし」(相手の足も抱える垂直落下式リバースDDT)が炸裂して勝利した。橋選手のセコンドは第五試合に出場する女子プロレスラーの羽沙羅選手であった。この羽沙羅選手の「橋さん、行けー」の声援が会場に響いていた。
第三試合は真・下町プロレスと西口プロレスの全面抗争である。真・下町プロレスの選手は、バカボンのパパ、蟹K☆ING、下町ダァー、クレパスしんちゃん、バカボンのママである。西口プロレスの選手は、見た目が邦彦、ばってん多摩川、よしえつねお、ミスターぽっぽである。

試合当初は西口プロセスが優勢であった。星条旗をあしらったコスチュームの、ばってん多摩川選手は「アイダホ!ミネソタ!ミシシッピ」と観客席にアピールしてエルボーを放った。

ミスターぽっぽ選手は車掌の制服という独特なコスチュームで、車掌ネタで攻撃した。「山手線内回り」「外回り」と言いながらラリアットし、ラリアットが決まらないと「空回り」と言って笑いを誘った。エンタメ色の濃い西口プロレスの見せ場が続いたものの、最後は蟹K☆ING選手がフォールを決めて、真・下町プロレスが勝利した。

第四試合は若翔洋選手と猪熊ユカ選手の一本勝負である。ここまで、お笑い的な試合と真剣な試合が交互に繰り返されたが、ここからは真剣な試合が続く。若翔洋選手は元力士、猪熊選手は柔道6段という異種格闘技対決である。猪熊選手は決して小柄ではないが、若翔洋選手と並ぶと体格の差は歴然としている。そのために猪熊選手は若翔洋選手に捕まらないように素早い動きで攻撃を繰り出した。しかし、若翔洋選手にダメージを与えられず、最後は若翔洋選手が勝利した。

第五試合は羽沙羅選手と雫あき選手の女子プロレス対決である。羽沙羅選手はボディチェックするレフェリーにも悶着を起こすなど試合前からヒールぶりを発揮していた。両者の攻防が繰り広げられたが、最後は雫選手の攻撃を鮮やかに返してエビ固めを決めた羽沙羅選手が勝利した。【つづく】

■個人ウェブサイト
林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

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PJ 記者