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PJ: 大谷 憲史

【フェニックス・リーグ】クライマックスシリーズの調整はできたか読売巨人軍
2009年10月18日 09:43 JST


この日はラミレスから快音は聞かれなかった(宮崎県日南市天福球場、撮影:大谷憲史、10月17日) 

【PJニュース 2009年10月18日】10月6日より宮崎県内14球場で始まった秋季教育リーグ「2009フェニックス・リーグ」は後半に入った。17日現在、北海道日本ハムファイターズが7勝1敗で首位に立っている。21日に開幕するクライマックスシリーズ第2ステージに備え、日本ハムの主力メンバーもフェニックス・リーグで調整を行っている。

同じく読売巨人軍も、クライマックスシリーズに向けた強化合宿を行うため、15日に宮崎入りし、17、18日のフェニックス・リーグに参戦する。果たしてクライマックスシリーズへの調整はできたのだろうか。

巨人は16日に終日練習を行い、17日は日南市の天福運動公園野球場で、広島東洋カープと対戦した。

土曜日と言うこともあり、スタンドには多くの野球ファンや家族連れなどが詰め掛けた。外野芝生席には熱心な広島ファンが鳴り物を用意し、試合を待っていた。

試合は午後0時30分にプレイボール。クライマックスシリーズに向けた調整とあって、巨人は主力選手がずらりと並んだ。1番坂本勇人、2番松本哲也、3番小笠原道大、4番ラミレス、5番亀井義行、6番谷佳知、7番阿部慎之助、8番古城茂幸、9番李承燁、先発はゴンザレス。広島の先発は小松剛。

1回表の広島の攻撃は、1番安部友裕のセカンドゴロ、2番鈴木将光の三振、3番松山竜平のセンターフライの三者凡退。対する巨人は、2番松本が4球を選び、3番小笠原のセカンドゴロで2塁へ進むも、4番ラミレスがセンターフライで打ち取られ、先制点はならなかった。

試合が動いたのは2回表。広島は、1アウト後、5番會澤翼のセンターへのヒットで出塁。6番指名打者の中東直瑛はファーストゴロに倒れ2アウト、ランナーは2塁。先制点のチャンスに、7番山本芳彦のサードへの打球をエラー。その間に2塁から會澤が生還し、広島が1点を先制した。

巨人は3回に2番手金刃憲人がマウンドに上がり、ヒット2本を打たれたが広島打線を5人で抑えた。

4回表、巨人3番手の福田聡志は広島の5番、6番を三振、続く7番山本もピッチャーゴロで打ち取ったかに見えたが、1塁への悪送球で、山本は2塁へ。巨人にとってはいやな雰囲気で迎えた8番松本高明は、ライトオーバーの2ベースヒット。山本が生還し、2―0とした。

5回裏、巨人1番の坂本がレフト前にヒットを放ち、2番松本がきっちりと送りバントを決めた。得点圏へランナーを進め、3番小笠原は左中間へタイムリー2ベースヒットを放ち、坂本が生還し、2―1、1点差とした。

6回表、巨人の4番手豊田清がマウンドに上がった。広島は4番の岩本貴裕がセンター前へヒット。5番會澤のセカンドゴロで2塁へ。6番中東がピッチャーゴロに倒れるも、7番山本がライトへヒット。2塁ランナーの岩本がホームを狙うも、好返球でタッチアウト。追加点はならなかった。

ピンチを切り抜けた巨人は直後の6回裏、5番亀井がセンターオーバーの2ベースヒット。亀井の代走に鈴木尚広が2塁へ。続く6番の谷のレフト前へのタイムリーヒットで、鈴木が生還。2―2の同点に。

9回裏の巨人の攻撃で、途中から出場した宮崎出身の木村拓也が9番でバッターボックスに入った。8番の古城がレフト前へヒットを放ち、1アウト、ランナー1塁。長打が出れば逆転さよならのチャンスと言う場面で、なんと、外野芝生席の広島応援団から、木村コールが起きた。それに合わせるかのように、スタンドからも木村コールが。粘った末にセンターへ打球が、ヒット性の当たりと判断した1塁ランナーが飛び出していたが、センターが追いつき、アウト。飛び出していたランナーも戻れずにアウトで、ゲームセット。宮崎出身選手の登場で、スタンドは大いに盛り上がった。

巨人は7回に5番手越智大祐、8回に6番手山口鉄也、9回には7番手クルーンがマウンドに立ち、広島打線を無失点に抑えた。広島も7回から2番手大島崇行が巨人打線を抑え、9回規定により、2―2の引き分けとなった。

広島の先発・小松が好投し、打線が寂しかった巨人は、この試合後、小笠原、ラミレス、谷、阿部の4選手が球場に残って特打を行った。フェニックス・リーグの巨人の通算成績は4勝2敗2分、広島は2勝3敗3分となった。

10月21日のクライマックスシリーズ第2ステージまでにはまだ時間はあるが、しっかりと調整して大いに球場を沸かせてほしいものである。

ちなみに巨人の主力メンバーは、18日にソフトバンク(日南市の天福運動公園野球場)と対戦し、強化合宿を終えることになっている。

さて、17日の他の7試合の結果は次の通りである。

・楽天 6 ― 8 オリックス(宮崎市生目の杜総合運動公園アイビースタジアム第1試合)
・ヤクルト 0 ― 1 阪神 (宮崎市生目の杜総合運動公園アイビースタジアム第2試合)
・日本ハム 6 ― 1 四国九州IL選抜(宮崎市生目の杜総合運動公園第2野球場)
・湘南 6 ― 0 中日(宮崎市佐土原町久峰総合公園野球場)
・ロッテ 10 ― 5 ハンファ(清武町総合運動公園野球場)
・フューチャーズ 3 ― 5 ソフトバンク(西都市西都原運動公園野球場)、
・西武 2 ― 9 斗山(南郷町中央運動公園南郷スタジアム) 【了】

■関連情報
2009みやざきフェニックス・リーグ特設サイト

【YouTube動画】
【フェニックス・リーグ】巨人―広島

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