SakuraFinancialNews

PJ: 宮本 聰

あなたの腎臓元気ですか?高齢者は高血圧に注意!
2010年03月09日 07:09 JST

【PJニュース 2010年3月9日】PJの腎機能をチェックしてみました。

年齢と血清クレアチニン値(正常値0.80-1.2mg/dl)を入力すると、腎臓の働き(GFR値)換算値83.2とでました。

【推算GFR 60以上で数値が90未満 CKD Stage 2 腎機能が少し低下、数値が90以上CKD Stage 1 正常な状態】に当てはめると腎機能が少し低下という判定です。

※GFR(Glomerular Filtration Rate)は糸球体濾過量のことで、1分間または24時間の間に糸球体を濾過されてできる原尿(濾液)の総量を表すもので、腎機能を表現する時にもっとも基本となるもの。

私たちの身体にとって重大な役割を担う腎臓は腰の辺りに2個あり、そらまめのような形をした握りこぶしくらいの大きさです。毎日200Lもの血液をろ過して、老廃物を尿として体外に排泄します。その他にも、体液の量や浸透圧・血圧の調整を行ったり、ナトリウム・カリウム・カルシウムなどのミネラルや酸性・アルカリ性のバランスを保ったりする多くの働きがあることで知られています。

ところで、あなたの腎臓は元気ですか?

3月6日(土)、はまぎんホールヴィアマーレ(横浜市中区)で腎臓病と生活習慣病との関係をもっと知ってもらおうと「大丈夫ですか?あなたの腎機能、’腎’年齢」と題してかながわ健康講座2010(主催 神奈川新聞社)が催されました。時折、雨足が強まる生憎の天気でしたがおよそ300名ほどが参加しました。

1部では「腎臓ってなあに?大切な腎臓を考えましょう」神奈川県保険医協会副理事長 森 壽生氏、「大切な腎臓を守るにはどうしたら良いでしょう?〜腎臓を守るために知っておきたいこと〜」聖マリアンナ医科大学教授 木村健二郎氏の講演がありました。お二人の話をまとめると次のようになります。

1)腎障害は前触れなく襲ってくる

腎臓に障害がでると慢性腎不全による透析治療が必要になったり、脳卒中や心臓発作の心血管疾患が起きやすくなります。腎障害はその寸前まで自覚症状がなく症状が起こった時には手遅れということもしばしば見かけます。腎臓が壊れた状態を慢性腎臓病(CKD)と言います。生活習慣病(メタボ)と同義語として覚えておくべきです。

2)高血圧患者は要注意(サイレントキラー)

CKDと最も関係の深い体の状態は高血圧です。人は気合いが入ったり運動をしたりすると血圧が上がります。リラックスすると下がります。何らかの原因で血圧が上がりっぱなしになると血管が傷み硬くなります。結果として、脳卒中、心筋梗塞などの病気になりやすくなり腎臓も悪くなります。高血圧は「忍び寄る悪魔(サイレントキラー)」と言われています。

3)腎臓病は万病のもと

脳と心臓と腎臓は、その大部分が血管という点でよく似た臓器です。だから腎臓が傷んでいる人は、脳や心臓も傷んでいるのです。血管に悪影響を与えるのが、糖尿病と脂質異常症です。CKDや高血圧と絡まり合って悪循環を起こします

肝臓と同じように腎臓は毎日毎日限りなく働いてくれる臓器です。腎臓は「痛いよ!」とも「疲れた!」とも言いません。(言った時には手遅れ!)それだけに予防が最善の策です。

2部では、料理愛好家でシャンソン歌手の平野レミ氏の「キッチンから元気発信」と題してお話がありました。軽妙なジョークと独特のなまりのある話し方で聴衆を笑わせ元気づけていました。日々、くよくよししながら生活するのではなく、前向きが一番。友人に「私はがんかしら」といっていつも口癖な人がいて、ついにその通りになった人がいる。今度は「しぬ!死ぬ!」と言っている。本当に死んじゃうかも。冗談の中に「生き方」を伝授してくれました。

3部のトークショーでは、3人の方が腎機能を維持するための秘策について話し合いました。定期的な健康チェック(検診)こそが腎臓を守る秘訣との結論になりました。【了】

■関連情報
PJニュースは一般市民からパブリック・ジャーナリスト(PJ:市民記者)を募り、市民主体型のジャーナリズムを目指すパブリック・メディアです。身近な話題から政治論議までニュースやオピニオンを幅広く提供しています。

PJ募集中!みなさんもPJに登録して身の丈にあったニュースや多くの人に伝えたいオピニオンをパブリックに伝えてみませんか。



関連記事:
タグ:
pagetop

PJ 記者