PJ: 宮本 聰
「地域SASの今後を考える」公開トークセッション=横浜
2010年01月24日 10:58 JST
地域SASについて熱い討議がなされた公開セミナー(撮影:宮本聰 2010年1月22日 tvkヨコハマNEWハーバーにて) 
【PJニュース 2010年1月24日】「ソーシャルコミュニティエンジンとしての地域SAS」と題して公開トークセッションが横浜で催されました。1月22日(金)、tvk横濱FutureCafe主催の公開トークセッションが横浜メディア・ビジネスセンターのtvkヨコハマNEWハーバーで催され、約60名の参加者が今後の地域SASについて討議を繰り広げました。
地域SASはPCやモバイルを利用して、日常的に日記やコミュニティ等を利用して情報の発信や地域情報を知ることのできる地域向けの交流・情報サービスのことです。地域SASの現状を知り、今後の展望を考えることを目的に開催されました。
講演では国際大学GLOCOM講師/主任研究員の庄司昌彦氏から「地域SASのいま」と題して話がありました。
「地域SASが活性化してくれば、地域に様々な中間集団や協力行動が生まれ、活動が活発化し安心、楽しさ、発見が生まれる。【地域SAS=SAS(人のつながり)+地域情報化(地域で共働を進める)】のことだが、2009年2月時点で全国でおよそ400ヶ所にまで増加したもののいまひとつ勢いに欠ける」とし、今後の課題をいくつか述べられました。
1)立ち枯れ
地域SASの盛り上がりがいまひとつで、立ち上げたものの自然消滅するケースも少なくない。継続的発展をなすための方策が求められる。
2)ビジネスモデル
一部の篤志家や官主導でスタートした事例が多い。地域SASを支えるには、ビジネスモデルの確立が不可欠である。
3)若者の参加
参加者をみると以外にも40歳代が多く、若者が少ない。若者が魅力を抱くコンテンツを考えていく必要がある。
4)「成果」の波及と評価
地域SASによってもたらされる「成果」とは何であろうか。波及効果と評価はこれといったものが無いのが現状である。
どうやら地域SASの淘汰が始まっており、大きく発展するかは予断を許さないというのが現状のようです。
この後、地域SASである、ハマっち・カナココ・あみっぴいなどの活動が紹介されました。
佐賀新聞の「ひびの」は1万人もが参加する全国有数の地域SASといわれています。何が多くの人をひきつけるのかヒントを得る好事例かもしれません。【了】
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