PJ: 宮本 聰
日本の良き原風景、新横浜で凧揚げ大会
2010年01月11日 08:04 JST
澄み切った青空の下、凧揚げに興ずる親子連れ(撮影:宮本聰 2010年1月9日 新横浜公園にて) 
【PJニュース 2010年1月11日】寒風に乗って空高く舞う凧揚げは、お正月の懐かしくもほっこりする原風景です。
1月9日(土)、JR新横浜駅から徒歩10分のところにある新横浜公園運動場で凧揚げ大会が催されました。公園は鶴見川の河川敷を整備し造られたもので、直ぐそばに日産スタジアムや野球場など各種の競技場があります。
凧揚げの歴史を紐解くと江戸時代から身分に関係なく大人から子どもまで「日本の遊び」として定着したようです。時代が変わり、今では電線や建物に遮られて凧を自由に揚げることが難しくなりました。テレビゲームやまんがなど趣向が変わり、現在では地元の同好会などによる保存活動で細々と継承されています。
凧の命はバランスで、左右のバランスが少しでも崩れるとうまく揚がりません。いかに高く揚げるかが凧遊びの醍醐味ですが、腕をあげると凧同士の空中戦に挑みたくなるものです。喧嘩凧と呼ばれる競技に挑戦するには相当の練習が必要なようです。
遠く富士山を望む運動場に親子連れおよそ30-40組が参加し腕?を競いました。普段、凧揚げに興じる機会のない子ども達は、お父さんやお母さんから凧糸の巻き方やたぐり方などを教わり、見よう見まねで凧揚げに挑戦しました。
澄み切った青空に思い切り凧揚げをしたい子ども達にとって歯軋りしたのが「微風の穏やかな日和」でした。風がなければ凧は揚がりません。一生懸命揚げようとしようとするものの、一向に舞揚がりません。痺れを切らした子ども達は、凧糸を手に必死に走り、息切れで地面にへたる姿が多く見られました。時折吹き抜ける、河原の風を少しでも利用しようと全力疾走していました。
日本のよき遊び「凧揚げ」がこれからも継承されることを願いたいものです。【了】
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