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PJ: 宮本 聰

ハマのアメヨコは大賑わい!=横浜・松原商店街
2009年12月31日 07:10 JST


魚屋さんの店頭でお馴染みの光景、負けてよ!と声がかかると店員が「よっしゃ」と気軽に応じる(撮影:宮本聰 2009年12月29日 松原商店街にて) 

【PJニュース 2009年12月31日】不況真っただ中の年の瀬、ハマのアメヨコとも呼ばれる洪福寺松原商店街(横浜市保土ヶ谷区)では正月用品を求める買い物客でごった返しています。

相鉄線の天王町駅で下車、徒歩5-6分で商店街入り口に着きます。スーパーで黙々と品定めをするのとは違い、店員さんや他の客との会話がはずみます。昔懐かしい本当の「商店街」そのものです。

昭和27年に「松原安売り商店街」としてオープンしたこの商店街は、安売りがモットーだけに近在の人はもちろん、市内から電車やバスで押しかけることでつと有名な商店街です。平日でも一日1万8000人の人出があるというこの商店街に連日3万人が押し寄せているとのことです。この期間、お客さんのお目当てはなんと言っても生鮮食料品やお正月用品です。威勢のいい店員さんの掛け声につい財布の紐も緩みます。少しでも安いものをと店をはしごする家族連れが多く見られました。

50メートル四方に数十軒がひしめきあう商店街とあって、混雑振りは上野アメヨコに引けをとりません。大きな買物袋を提げている人や買物カートを引いているお年寄りもいて、歩きにくいことこの上ありません。

なんといっても正月用品といえば新鮮な食料品です。カニやマグロといった鮮魚類、だいこんやくわいといった生鮮野菜、お正月の飾りつけとあらゆるものが並んでいます。

八百屋さんの店頭では、まるまるとした三浦だいこんが1本98円、小松菜がなんと68円、その他金時人参、くわい、れんこん等が所狭しと山積みされています。店頭でチャーシューを炭火焼きする店からは香ばしい匂いが漂い、1本2000円から3000円のブロックが売れる度に大急ぎで生の肉を仕込んでいました。

マグロの解体でお馴染みの魚幸水産には、上質なマグロを求めようとする客数十人が店の外まで並び、警備員が最後尾のプラカードを持ちながら整理にあたっていました。脂の乗った大きなまぐろの柵が飛ぶように売れていました。店員の「らっしゃい、らっしゃい」の声に引き込まれるように一万円札を差し出す人の波が途切れませんでした。

この大不況を乗り切ろうと、少しでも安いものを求める人並みが大晦日まで続きます。ハマのアメヨコは今も市民に愛される台所です。【了】

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