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PJ: 宮本 聰

最も爽やかな季節に箱根を散策-紅葉は未だこれから-
2009年10月15日 07:00 JST


湖上から駒ケ岳山頂を望む、紅葉は始まったばかり(撮影:宮本聰 2009年10月13日) 

【PJニュース 2009年10月15日】初秋の澄み切った空を見上げていると天空の彼方に引き込まれそうだ。そんな天の恵みの一日、思い立ったら吉日とばかり箱根散策に出た。

どうせなら普段あまり利用しない交通手段で行くことにした。

横浜駅から小田急高速バスで一路箱根を目指す。東名高速御殿場インターまでがおよそ1時間、一般道を走って桃源台までわずか1時間半で到着する。

乗客の8割は女性であることに驚いた。団塊世代のグループとおぼしき人たちで満席状態だった。彼女たちが高度経済成長期の戦士を支えてくれたはずだ。子育てを終えた彼女たちがやっとつかんだ安らぎのひと時、心行くまで旅を楽しんで欲しいと思った。

仙石原で途中下車、台ヶ岳(標高1045メートル)北側斜面約18ヘクタールに自生するススキがあたり一面を覆いつくし、さわやかな秋風に穂をなびかせていた。観光客の中には、背丈程もあるススキの原に分け入り、しきりにシャッターを切る姿があった。今が見ごろとはこのことをいうのだろう。

桃源台へ出ると一気に目の前が開け、芦ノ湖の水面(みなも)に太陽の光が反射してまぶしい。芦ノ湖の西側にある桃源台駅は標高740m、ロープウエイや海賊船、バスの発着起点となっている。昼過ぎに着いたので、早速空腹を満たすべく展望レストランへ。湖上に浮かぶ海賊船を眺めながら人気NO.1という特性オムレツを食した。ボリューム満点、おいしかったが1200円は少し高いかも。

桃源台から陸路をとるか、湖上をとるか迷った末、船旅を選んだ。ロープウエイと箱根登山電車を乗り継げば箱根湯本に行けるが、余りの天気の良さに惹かれ波もない澄み切ったブルーの水面を走りたくなったからだ。

桃源台から海賊船に乗り込む。平日だというのに乗客の数は半端じゃない。海外からの観光客が目に付く。元箱根までわずか35分の船旅だ。

箱根の山々はわずかに紅葉が始まったかなという程度で、本格的な紅葉のシーズンはこれからが期待できる。遠くには富士山が顔を出している。途中、湖上から見た駒ケ岳山頂に向かうロープウエイの傾斜は相当なもので、乗っている人は絶景と恐怖とが入り混じっているのではないかと思わずにはいられなかった。期待通り静かな湖面をなめるように進む船上から、箱根連山の景色を堪能した。

元箱根は言わずと知れた箱根の関所のある場所で、杉並木でも知られる。何度となく訪れたことのある馴染みの景色にほっとしつつ、箱根神社に参拝を終えた頃には大分お日様が傾いていた。この後、湯河原駅に箱根鉄道バスで向かう。

途中大観山を経由する山道のドライブだ。芦ノ湖に映る富士山を望むには最高のポイントとして知られる。車窓からみた芦ノ湖は絶景だった。以外に近い箱根、これからも何度も来たい場所だ。

高速バス・船・電車と乗り継いで横浜駅に無事帰還。箱根散策を終え、心に潤いをもらった気分になった。

さあ、明日からも頑張ろう!【了】

■関連情報
備考:箱根町観光協会公式サイト

http://www.hakone.or.jp/

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