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PJ: 宮本 聰

地震災害時、車を捨てられますか? 心の準備は万端か
2009年09月23日 06:00 JST


「なまずの標識」のある道路は、地震災害時全面通行禁止です(撮影:宮本聰 2009年9月20日) 

【PJニュース 2009年9月23日】先日、車で通りかかった岸根交差点(横浜市港北区)で「なまずの標識」を目にしました。よく見ると「地震災害時、交通規制で一般車両は走行できない」とあります。あなたが運転中にもし地震にみまわれたらどうしますか?交通規制により車を運転することができません。

1)他の車両に衝突されたり、追突されないように注意し、交差点を避けて道路の左側に寄せて停止する

2)停止後は、地震情報・交通情報を聞いて、その情報に基づいて行動する

3)車両を置いて避難するときは、できる限り駐車場・空地等の道路以外に停止させる。

4)やむを得ず路上に置いて避難するときは、 A)避難する人々や緊急自動車が通行できるように道路の中央部をあけて左側に停止させる、B)エンジンを切り、キーをつけたままにする、C)火災を引き込まないように窓は閉め、ドアはロックしない。

5)家族との連絡や避難などのために車両を使用しない

(神奈川県警HPより)

以前、千葉県の東金高速道路を走行中に地震に遭遇しました。震度5強程度であったと記憶しています。一瞬パンクかなと思い速度を緩めたところ、前方の電線が激しく揺れていることに気づきました。「地震だ!」と直感し路肩に停めました。この時は2-3分で揺れが収まりましたのでその後通常運転することができました。今まで味わったことのない走行中の恐怖を体験しました。

いつ襲ってくるかもしれない大地震!!
経験したことを振り返ってみると、1)と2)は即座に対応可能と思われますが、3)、4)、5)については「実行可能か、正直なところその時になってみないと」というのが本音でしょうか。

●走れるところまで車を動かす
●路肩に停めて施錠する
●キーは持ち帰る

高額な車や愛着のある車であればあるほど、乗って帰りたいと思うのが一般の感情です。また地震が収まった後、車がないと不便だと思う人がほとんどでしょう。結局、キーをつけたまま車から離れられないのではないでしょうか。

しかし、これでは災害時の路上は大混乱になります!

大災害時には、車をすぐさま停止し、無施錠でキーをつけたままにして避難すべきです。運転者の身勝手で救急車両や救援物質が届かないとしたら愛する家族や親戚が困ることになります。もしかすると、救急車両があなたの家に向かっているのかも知れません。

●地震災害時は命が助かることを最優先とすること
●緊急路を確保し、災害の復旧やけが人の搬送を優先させること
●広域避難所へは徒歩で行くこと

車の再生や再購入はいつでもできますが、人命には代替がないことを肝に銘じましょう。あなたの英断が多くの人の命を救うことになります。

あなたは地震災害時、運転者として心の準備は万端ですか?【了】

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