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PJ: 宮本 聰

応じない、使わない! 違法粗大ごみ回収業者
2009年07月18日 04:11 JST


街中をボリュームいっぱいに粗大ゴミの回収を呼びかける回収車(撮影:宮本聰 7月12日) 

【PJニュース 2009年7月18日】遠くから拡声器の音が聞こえる。「毎度、おなじみの廃品業者です。ご家庭でご不要になりましたテレビ、ラジカセ、洗濯機などありませんか?テレビは映らなくても結構です。ラジカセは鳴らなくても結構です。無料でお引き取り致します。お気軽にお声がけください。お引き取りに伺います」

最近何回となく見かける粗大ごみの回収トラックである。多くは小型トラックに拡声器を搭載して流している。ボディに会社名などの表記はない。見ていると小停止を繰り返しながら客の反応を待っている。拡声器のボリュームは高く、いい近所迷惑だ。

以前、知人がこの手の業者に家電製品3点(ラジカセ、扇風機、テープデッキ)を出したところ、荷物を積んでから引き取り料を請求されたと言う。古いラジカセや壊れたテープデッキは廃棄に経費がかかるということで5000円も払う羽目になったと聞く。

話が違うというと、「行政に頼んでもどっちみち料金をとられまっせ」といわれ渋々支払ったらしい。無料というのは使える製品で業者の目にかなうものだけなのだ。この程度で済んだと考えるべきか。どちらにしても業者の甘い言葉にかかってしまったことになる。

粗大ごみ回収業者のほとんどは違法であるという。なぜなら、家庭の粗大ごみなど一般廃棄物の収集は、地方自治法や廃棄物処理法で自治体が行うと規定されており、民間業者は許可や委託がないと行えない。また今は、例外は別にして民間委託は行っていない。
多くの違法業者は「使えるものを古物として買い取れば一般廃棄物にならない」と主張し営業しているのだが、「出す側が捨てる意思があり、手数料を払うとなると一般廃棄物」
となり法に抵触する。悪徳粗大ごみ回収業者を便利屋代わりに使ってはならない。業者の甘く巧みな話法に乗ることがないよう皆で注意したいものだ。

呼びかけには応じない・使わないが賢明である。

ところで、粗大ごみの収集手配は面倒だと思っている人がいないだろうか。先日、粗大ごみを出そうと横浜市のホームページにアクセスするとインターネットでも申し込みを受け付けていることがわかった。

早速、ホットプレートと自転車を出すことにした。ネットから出したい粗大ごみの種類と回収希望日をインプットし送信、すると3日後に返事があった。所定の処理券をコンビニ等で購入し貼(は)り付けて指定日に出すだけである。ネットを使う人なら至って簡単だ。

ちなみに処理料は、ホットプレート 200円、自転車が500円であった。なにも違法粗大ごみ回収業者を使う必要がないことを実感させられた。【了】

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