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PJ: 宮本 聰

梅雨を逃れ北海道・道央の旅(中)旭山動物園
2009年06月30日 05:24 JST


行動展示は新たな動物園のビジネスモデルとして定着した感がある(撮影:宮本聰 6月26日) 

【PJニュース 2009年6月30日】旭川は北海道のほぼ中央の上川盆地の中心部に位置し、市内を大小130の河川が流れ、740あまりの橋が架かっています。中でも石狩川と牛朱別川の交わるところにある旭橋は、1932年に完成した鉄製アーチ橋で北海道遺産に選定されています。

「旭川」というと、本州の人にとっては旭川ラーメンと旭山動物園を思い浮かべるのではないでしょうか。市内は土曜日と言うのに閑散としていました。穏やかな街を抜けた小高い丘に旭山動物園があります。人ごみはなく、いずれの舎もゆっくりと見学することができました。

旭山動物園の行動展示に人気
旭川市にある日本最北の動物園。動物の自然な生態が見られる行動展示を実施して、一躍有名になりました。近年では北海道を代表する観光地として定着し、日本国内だけではなく海外の人も含め、毎年350万人以上が旭川まで足を運んでいます。道内だけではなく、全国各地から観光客が訪れます。

ペンギンのプールに水中トンネルを設けたり、ライオンやトラが自然に近い環境の中を自由に動き回れるようにするなど、動物たちが動き、泳ぎ、飛ぶ姿を間近で見られる施設造りを行っています。冬のペンギンの運動不足解消から始められた散歩は人気イベントで、積雪時に限り毎日開催されています。このほか、食事時間を「モグモグタイム」と題し、動物の行動を展示する催しも行われています。最近注目された、オオカミの森(2008年6月)、エゾシカの森(2009年4月)そしてホッキョクギツネ舎の完成と次から次に斬新なアイデアを公開しています。旭山動物園の行動展示は今後の動物園の運営指針として国内外の動物園関係者が頻繁に訪れているとのことです。

見どころは「行動展示」といわれる「すぐそばで動物や鳥を観察」できることです。動物たちもそのようにしつけけられているのか、人間が近づいても微動だにしません。モノをたべたり寝転んだりといった光景が目の前で繰り広げられます。旭山動物園の真骨頂といったところです。都会の動物園に比べ華やかさやスケールの大きさはありません。ところが、身近な距離で動物の生態を目の当たりにすると一緒の檻(おり)にいるかの如(ごと)き錯覚にとらわれます。斬新な発想が旭山動物園の随所に見られます。

旭川ラーメンは、コクがありさっぱり味

ご当地ラーメンの定番でもある旭川ラーメンを食しました。トンコツと鶏ガラから摂(と)れる「動物系」スープと、昆布、煮干しから摂れる「魚介系」スープをブレンドした「Wベース」が最大の特徴です。旭川の厳しい冬の中、よりよく体を温めてもらおうと考案された「中細ちぢれ麺」は、通常よりもちぢれが強く、より多くのスープが絡んでとてもおいしくいただきました。札幌ラーメンの味噌スープと太麺とは違ったさっぱり味のラーメンです。旭川市内ならどこでも食べられます。

「あさひかわラーメン村」には老舗から最新店まで旭川ラーメンの匠達8店舗が集結!「青葉」「いってつ庵まつ田」「いし田」「天金」「山頭火」「さいじょう」「一蔵」「梅光軒」などが軒を並べています。旭山動物園から車で15分!本場の味を堪能しました。 青葉でいただいたしょうゆラーメンは、中太のちじれ麺に魚介の風味とトンコツ味スープでした。札幌味噌ラーメンに比べると薄味で、好みからいうと「札幌」に軍パイがあがりました。【つづく】

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