PJ: 宮本 聰
梅雨を逃れ北海道・道央の旅(上)層雲峡
2009年06月29日 08:58 JST
双曝の滝見晴台から臨む、銀河の滝と流星の滝は見る人の心を洗ってくれる(撮影:宮本聰 2009年6月25日) 
【PJニュース 2009年6月29日】毎年、5月のゴールデンウイークはどこにも行かないと決めこんでいる記者ですが、オフシーズンに訪れる観光地はひそかな楽しみです。うっとうしい天気の続く本州から逃れ、北海道・道央を旅しました。
この時期、インド方面から吹くアジアモンスーンが、日本に湿った空気を運んで来て梅雨前線をもたらし、本州では長雨となります。ところが、梅雨前線が北海道の方まで北上するころには、このモンスーンは弱くなり、南西からの湿った空気の吹き込みがはっきりしなくなるので北海道では梅雨がありません。からりと晴れ渡った道央の旅を満喫しました。
初日は、羽田から札幌に飛び、レンタカーを駆って道央高速道路を一路層雲峡へ。走行距離およそ200キロ約4時間のドライブでした。二日目は層雲峡温泉から、ユニークな運営ですっかり有名になった旭山動物園に寄り、田園風景のなかを美瑛・富良野へと車を走らせました。最終日は倉本聰「風のガーデン」を散策した後、35号・452号経由で桂沢湖から札幌に戻りました。
新緑の北海道っていいですね!すっかり身も心も洗われました。
断崖(だんがい)絶壁の景色が続く層雲峡(そううんきょう)
大雪山国立公園にある峡谷で、石狩川を挟み約24キロの断崖絶壁が続く風光明美な場所として知られています。また大雪山黒岳山麓(さんろく)にある層雲峡温泉は大型ホテルなどが立ち並ぶ北海道有数の規模を誇る温泉街で、層雲峡および大雪山観光の中心地です。年間300万人もの観光客が訪れます。
春夏秋冬、千差万別に表情を変える大雪山連峰の麓に広がる層雲峡温泉は、大雪山登山の入り口として、また大雪山国立公園の表玄関として親しまれています。渓谷をぬうようにどこまでも国道が続きます。シーズン前とあって車は驚くほど少なく、数キロに及ぶ直線道路をゆったりとハンドルを握っていると秘境に紛れ込んだ気持ちになります。爽快(そうかい)なドライブを楽しみました。
双曝の滝(銀河の滝・流星の滝)は必見の価値あり
温泉街から車で5分ほどのところに120メートルの高さの断崖から、いく筋もの流れとなって白糸のように流れ落ちる銀河の滝があります。またその隣には、断崖の間およそ90mのところから1本の太い線にまとまって流れ落ちる流星の滝があります。流星が雄、銀河が雌、ふたつ合わせて夫婦滝とも呼ばれ、日本の滝百選のひとつです。売店の裏から見晴台への道があります。急斜面にとりついた階段を息を切らしながら登ること約20分、見晴台から見た双曝の滝は見事でした。新緑の山の頂上から流れ落ちる光景にしばしみとれました。駐車場から滝を見て帰る人がほとんどですが、見晴台からの眺望は必見の価値ありです。
大雪山の麓に湧く層雲峡温泉
大小合わせて十数軒のホテルや旅館が渓流沿いに並んでいます。温泉は大正時代の文豪「大町 桂月」により「中央公論」に発表された紀行文「層雲峡から大雪山へ」で全国に知られるようになり、明治33年3月に塩谷水次郎氏らによって発見されたといわれています。
泉質は単純温泉で、神経痛、筋肉痛、肩こり、腰痛、関節痛、疲労・ストレス回復などに効能があると伝えられます。少しヌルっとした湯あたりは身体に優しく、芯(しん)まで温めてくれます。持病がなくともストレス解消にはもってこいです。石狩川のせせらぎの音と緑に覆われた露天風呂につかりながら至福のひと時を過ごしました。【つづく】
■関連情報
PJニュースは一般市民からパブリック・ジャーナリスト(PJ:市民記者)を募り、市民主体型のジャーナリズムを目指すパブリック・メディアです。身近な話題から政治論議までニュースやオピニオンを幅広く提供しています。
PJ募集中!みなさんもPJに登録して身の丈にあったニュースや多くの人に伝えたいオピニオンをパブリックに伝えてみませんか。
FXトレーディングシステムズはパブリック・ジャーナリズムの発展とPJ(市民記者)の活動を応援します。

