PJ: 宮本 聰
これって危なくない?命綱だけの窓ふき職人=東京・赤坂
2009年04月12日 07:50 JST
窓拭き職人も命がけ、プロ中のプロ(11日、東京・赤坂、撮影:宮本聰) 
11日、赤坂サカス前にあるビルでプロ中のプロを見かけました。スニーカーに白のヘルメット、腰には洗剤を入れたバケツ、片手に窓ふき道具とここまでは窓ふき人の正装です。でも次の瞬間びっくりでした。8階建てビルの窓ふきとはいえ命綱2本の芸当だったからです。
命綱の先端を見るとほんの義理程度に固定されているだけです。いかにも体重の重さにやっと耐えている感じです。しかもゴンドラやフェンスは一切ありません。ビルの窓ふきといえばゴンドラというイメージですが、中低層ビルにはその設備がないか、設置できないビルがたくさんあります。そのひとつが件(くだん)のビルでした。
でも、これって危なくない? 万一のことを考えたらぞっとします。安全対策上、問題ないのでしょうか。
さすがにプロ中のプロ、1枚のガラスに要する時間はほんの2−3分で、すいすいと泳ぐように作業を進めます。片手の窓ふきは傍目(はため)で見るより相当な力仕事ではないかと思います。一息入れるとき、下を見る心境はどんなものなのでしょうか。高所恐怖症には絶対できない仕事です。
磨きあがったガラスは、春の青空に反射してキラキラ輝いていました。【了】
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