PJ: 宮本 聰
市民メディアの火を消さないために
2009年02月08日 07:55 JST
PJ通信でPJニュースが苦境に立たされていることを知った。最大のスポンサーであるライブドアの支援が受けられなくなるかもしれないというものだ。
市民メディアはどうあるべきかといった本質論の前に、メディアとして活動するためには、広告のスポンサーがつかなければ成り立たない。昨今、広告の比率が新聞・雑誌からどんどんインターネットに変化してきていると聞くが、PV(ページビュー)が増えなければスポンサーとしての広告のうまみはない。憶測だが、ライブドアもついに見限ったのかもしれない。
記者は以前、オーマイニュースの記者として180本あまりの記事を書いてきた。ところが、突然の軌道修正で市民メディアとしての看板をおろされ行き場を失った経験がある。後に資金の枯渇が原因と聞いた。
2008年8月21日付のPJニュースで小田編集長が「オーマイニュースは失敗したのだろうか 商業主義とジャーナリズムの狭間で」という一文を寄せている。「とどのつまりオーマイニュースはヒト、モノ、カネ、ジカンをかけすぎたのだろう」という感想の後に、一般の人々の声がより多くの他の一般市民の目に触れる場所を提供するだけでも、意味があると考えるとPJニュース運営に賭ける意気込みを述べている。
記者数=投稿記事数=掲載数=PV数に連動させるためには、記事の質はもとより登録記者が原稿を書き、投稿してくれなければ何も始まらない。このため、PJ登録記者は今以上に原稿を書くことがPJニュース存続の鍵になるものと思われる。
また、エコ特集などに見られるコアとなるテーマを設定してPJが集中的に記事を書くといったことも必要だろう。また、世の中の関心事は何かを熟考した上で「人々に読まれる記事、読みたい記事は何か」を自問し、それを己の書きたい記事に直結させるなどといった工夫も必要だろう。
何にも増して今必要なのは、PJが原稿を書くという初心に返ることではないだろうか。【了】
■関連情報
FXトレーディングシステムズはパブリック・ジャーナリズムの発展とPJ(市民記者)の活動を応援します。
PJニュース.net
PJ募集中!

