PJ: 藤倉 善郎
ドクター・中松の守護霊が幸福の科学に指導?=幸福実現党特別代表に聞く(上)
2009年10月01日 07:20 JST
衆院選中、新宿西口駅前での街頭演説を終えた際のドクター・中松(撮影:藤倉善郎、8月18日) 
【PJニュース 2009年10月1日】発明家として有名なドクター・中松教授(中松義郎博士)が、幸福実現党からの選挙出馬と同党の特別代表就任を発表したのは、7月29日。今回の衆院選における同党最大のサプライズと言えるかもしれない。そのドクター・中松に、幸福実現党からの出馬と特別代表就任の経緯と、今回の選挙結果について聞いた。
─なぜ立候補することに?
「党からお遣いが来て『ぜひ参加して欲しい』と。そして大川総裁にお会いしました」
─もともと幸福の科学と接点はなかった?
「(幸福の科学側によると)私の守護霊というのがあって、ずっと幸福の科学のものづくりの指導をしていたというんです。選挙以前からずっと。私は、名前が幸福の“科学”で、宗教なのに科学と言っているところは面白いと思っていました」
─北朝鮮のミサイルをUターンさせるという政策がありました。
「あれは、以前からある、私の発明。私の『バカと天才は紙二重』(2008年刊)にも書いてあります。小池百合子防衛相が“はしだて”という自衛艦に私を呼んで、守屋武昌事務次官(当時)と並んで、ミサイルUターンに予算をつけると言ったこともありました。でも小池さんはすぐ辞めちゃったから……。だからUターンは私の発明で、それが幸福実現党と一致した」
─消費税ゼロも?
「それも、私が『政治を発明する』という主張の中で昔から言ってきたこと。政治家の頭がよければ税収の中でやりくりするんだけど、政治家の頭が悪いから自民も民主も消費税の増税とか言っている。これはとんでもない」
─政策についても、以前からドクターの霊が指導していた?
「私の霊のことは、私には全くわかりません」
─ぼくの霊も、ぼくが知らないうちに幸福の科学に協力していたりするんでしょうか。
「それもわかりません…」
─霊の存在は信じていますか?
「人が死ぬとベッドの斜め45度の天井から自分の死んでいる姿を見るという医学データや、(死ぬと)花畑が見えるというデータもある。だから、あの世があるとも断言できないけど、科学者があの世はないと断言するのも間違い。まだまだ研究の段階」
─今回の選挙の結果をどうお考えですか?
「これまで私の得票数は東京で11万票だった。(幸福実現党は小選挙区で)全国で107万票取っている。私の票が東京以外の全国に広がったと分析しています」
─ドクターの票が全国に広がったとすると、幸福の科学の票はほとんどなかったことに。
「そんなことはない。みんな街頭で懸命にがんばった。それを直接見たり聞いたりした方々には投票頂いた。しかし不思議なほど全く報道されなくてね。立候補者の数からいくと幸福実現党が第一党なんです。2番が民主、3番が自民。その第一党を全く遮断するというのは異常な現象です」
「私の街頭演説は、渋谷でも秋葉原でもものすごい反響でね。(有権者から)『名刺ください』と言われて、もう奪い合いです。幸福実現党に入ろうが入るまいが人気の程度は変わらないんだけど、結果としては(東京で)3万票だった。その原因は、マスコミによる遮断ですよ。マスコミが作為的に『民主へ、民主へ』という流れを作って、ほかのことを報じないようにしていたのではないか」
─過去に立候補した選挙と比べて、報道に違いがあった?
「過去の選挙では、例えば朝日新聞でも読売新聞でも“ドクター・中松番”というのがついて、ずっと記事化していました。でも今回、そういうのはなかったですね。それでも、私については今回の選挙中も5回くらいは大きな記事が出た。マスコミは『幸福実現党はノーで、ドクター・中松はイエス』と。まあ、その気持ちはわかると言えばわかるんだけど、そこをなんとかしないとね」
─党は来年の参院選を目指すと言っています。
「まあ、いまのところ立て直しをしなくちゃいけない。私が特別代表を引き受けたときから『これじゃダメですよ』と言っていたことを改善できなかったために、こういう結果になった。もう一度私が改善策を提示するつもりです」
─今後も幸福実現党から立候補する?
「現状は、(党を)改善させるという段階です」
◇ ◇ ◇
「ドクター・中松の守護霊が以前から教団に指導していたから」という幸福実現党の口説き文句もビックリだが、そんな身に覚えがないことを言われても出馬を引き受けてしまうドクター・中松も、懐が深い。次回、どうもドクター・中松がクリスチャンらしいと聞きつけた記者が、その真相に迫る。【つづく】
■関連情報
PJニュースは一般市民からパブリック・ジャーナリスト(PJ:市民記者)を募り、市民主体型のジャーナリズムを目指すパブリック・メディアです。身近な話題から政治論議までニュースやオピニオンを幅広く提供しています。
PJ募集中!みなさんもPJに登録して身の丈にあったニュースや多くの人に伝えたいオピニオンをパブリックに伝えてみませんか。

