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【動画】燃料電池で環境をアピール= 「第4回FC EXPO セミナー In 大阪」開催
2008年12月19日 08:30 JST


燃料電池バスに試乗に向かう人たち 大阪市中之島の大阪国際会議場にて 撮影 鈴木義哉 

「第4回FC EXPO セミナー In 大阪」が12月16日と17日の両日、大阪・中央区の中之島・大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開かれた。これは燃料電池に関する最新情報と展示会を兼ねて、経済産業省などの主催で行われたもの。

目玉は燃料電池バス
 たまたま機会があり行くことができた。このイベントで最も注目を集めたのはなんと言っても、燃料電池バスである。これは日野自動車のバス「ブルーリボンシテイ」をベースにしたバス日野とトヨタで既に東京の都営バス、中部国際空港などでテスト運行されている。試乗会も参加したがエンジンより加速がよくしかも静かなのには正直驚いた。

 低床式である関係上屋根に水素タンクを置いている。担当者は「まだまだ(燃料補給等の)インフラ整備などの問題はあるが、オイルピーク(石油枯渇)問題もあり開発はしていきます。特にディーゼルと比べると二酸化炭素排出量は格段に違います。加速がよいのも都バスの検証実験で運転手に好評です」と説明した。そして試乗では大阪城近くの大阪府庁横の燃料電池ステーションでの補給の様子を公開した。その模様を動画PJ PodTVで。

 自動車関係では他にもマツダと岩谷産業が共同開発した水素ロータリー車 「マツダ RX-8 Hydrogen RE」が展示、「加速は少し落ちますがあとは(ガソリン車と)同じです」と答えていただいた。また産学協同プロジェクトとして大阪産業大学が昨年オーストラリアで3000キロを走破した燃料電池車「FCV−3」を展示「車輪にモーターを内蔵する(ダイレクトモーター)方式です。トルクは落ちますが抵抗が少ないメリットがあります」と答えていただいた。

 また会場では燃料電池だけでなくリチウムイオン等の電池メーカーやガスクロマトグラフィ(気化しやすいガスの分析)の関係メーカーなどのブースか並び各所で商談が行われた。またセミナーも開かれ16日の展示終了後にはレセプションも行われた。

 燃料電池は実用化に向けてのハードルはまだまだ大きい。しかし実用化できれば前出のバスの担当者は「日本は何兆という金で石油を買っていますが、その金の多くを内需に向けることができ、景気拡大につながると思います」と語っていた。急激な不景気にもかかわらず多くの関係者が集まったと言うことは、それだけ期待の大きな産業と言えるのだ。【了】

■関連情報
公式ホームページ 第4回FC EXPO セミナー In 大阪
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PJ 記者