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【動画】山あいのひっそりとした寺、札所二番「真福寺」=秩父札所めぐり
2008年11月14日 07:22 JST


札所二番「真福寺」の観音堂。(撮影:小田光康、11月6日) 

札所一番からのつづき。札所一番の「四萬部寺」を出た時にはもう午後4時を回っていた。あたりは夕暮れでカラスが鳴いていた。その昔、門前には旅籠(はたご)が5軒もあり、札所めぐりがさかんだったという。その往時をしのばせる旅館が一軒、ぽつんと立っている。山門を出て「旅籠一番」左の細い脇道が巡礼道だ。

 右に緩やかに下る坂道をいったん下り、ちょっと上ると道が二またになる。そこに安産信仰のある如意輪観音像をまつる祠(ほこら)がある。ここで左折、たんぼ道をいく。県道を渡り、そのまままっすぐに進むとT字路になる。左に折れて坂を上っていく。ここまで石仏や往事の案内標識など見どころも多い。

 途中から周りがスギ林になる。札所二番の真福寺は標高665メートルの高篠山の中腹に位置する。札所二番の看板を右に折れると真福寺の駐車場に出た。誰もいない。ひっそりとしていた。

 札所二番は「大棚山・真福寺」という無住の寺だ。札所めぐりの当初、この寺は数えられていなかったそうだ。1536年以降、真福寺が加わり、秩父札所めぐりは34カ所になった。これにより、日本百観音霊場が成立したそうだ。観音堂に向かって石段を上がると、脇に地蔵尊が立ち並んでいた。観音堂の向拝軒下に白く風化した龍の彫刻がある。

 参拝を済ませて駐車場まで行くと、寒桜が咲いているのに気付いた。小高い山腹にある真福寺からは秩父盆地を染める夕焼けを見ることができた。真福寺の動画はPJ PodTVで。【つづく】

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PJ 記者