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PJ: 池野 徹

「ローリング・ストーンズ」が来日して、20周年たった。
2010年02月09日 10:19 JST


"1st Japan Tour,The Rolling Stones" (撮影:池野 徹、Feb.9.1990 at Tokyo Dome) 

【PJニュース 2010年2月9日】1990年の2月9日、その日の後楽園の東京ドームは違って見えた。かのローリング・ストーンズが日本についに、初めてやって来たのである。その証しを確認するために、プレスミーティングが開かれる後楽園の東京ドームに関係者が詰めていた。当時、広告代理店のクリエイティブ・ディレクターをしていた私は、メディア局に頼み込み、プレスのライセンスを手に入れ、会場のど真ん中の席に座っていた。カメラをもつ手ももどかしく待機していた。まわりのジャーナリストも皆、何か落ち着かない雰囲気でストーンズのメンバーの現れるのを待っていた。

1973年、ローリング・ストーンズは、日本に来る事が決まりチケット発売が、当時の渋谷東急のデパートであり、デパートを取り巻いて行列したのだった。しかし、メンバーの麻薬所持歴や、ビートルズの時の様な混乱を避けるためという理由で公演が直前中止になってしまったのだった。まず、これでストーンズは、来日する事はあり得ないグループと言う事になってしまった。

1978年、私はコマーシャルの撮影で、アルフレッド・ヒッチコックの映画『鳥」の女優、ティッピー・へドレンと旦那のノエル・マーシャルのプロダクションと組んで、ロスアンゼルスにいた。ちょうどストーンズがアナハイムのエンジェルズのスタジアムで公演すると聞き、ノエルの紹介で人生初の「ナマのストーンズ」を見ることができたのだった。

1976年、ミック・テイラーがストーンズを脱退、ロン・ウッドが加入して名盤「ブラック・アンド・ブルー」を出して、アルバム「サム・ガールズ」を発表して、全米ツアーを始めたのだった。真夏のアナハイムで、3階席が揺れる「ブラウン・シュガー」を聞きながら、冷たいコーク・アンド・ハイを楽しみながら聞いたストーンズは忘れる事ができない。

1982年、撮影のためフランス・ニースにいた。パリで「スティル・ライフ」のアルバムでヨーロッパ公演のストーンズのチケットを手に入れ、ネグレスコ・ホテルに泊まった。その夜、地下のバーでロン・ウッド夫妻とチャーリー・ワッツに出会って、一緒に飲む事になったのは、足が震える出来事であった。そのとき「日本に来るか」と聞くと「ネヴァー」と答えていたのを覚えている。翌日プライベートビーチで出会い、インヴィテーションカードをロンがくれたので、シャンペンを飲みながら、カメラ片手に、夢の様なストーンズを見ることができたのである。

1990年、そして、遂にストーンズは日本にやって来たのである。「スティール・ホイール」の世界ツアーの一環として日本は東京に現れたのだ。2月14日から2月27日まで10回の東京ドーム公演だった。プレスの席に、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロン・ウッドの4人がそろい踏みしたのだった。ベースのビル・ワイマンは遅れてやって来たのである。その一挙手一動に、ただただ興奮したものだった。最終日の2月27日、打ち上げのパーティが東京ドーム内で行われた。そこで、ロン夫婦と出会い、ニース以来の再会を果たし、ミックとキースを紹介され、ツーショット写真と、ニースで撮った写真にサインをしてもらった。あれだけの熱唱したミック・ジャガーは、まさに神のごとく思えたのだった。

2010年、ストーンズは、これまでアルバムとツアーを繰り返し、世界中で数百万の観客を動員しながら、デビューの1963年以来、47年も経た最大最高のロックグループとして現存している。はからずも、オボッチャマのビートルズより、ワルガキのストーンズにのめり込んで、世界中追っかけをやり、ともに来た事が不可思議であり、自分の人生に楽しさと、音と色を添えてくれた事、独特のブルージイ・ロックに浸れた事に感謝している。来年あたり、ツアー始動がスタートするだろう、ローリング・ストーンズは生きている、50周年をめざして。

"No Satisfaction"

【了】

■関連情報
≪ストーンズ初来日20周年 ロックをころがせ!〜KEEP ON ROLLIN’〜≫

日時:2010年2月14日 18時開場 18時30分開演

会場:吉祥寺ROCKJOINT GB http://www.rock-gb.com/

出演:THE BEGGARS(我が国を代表するストーンズ・トリビュート・バンド)
VESSE
ルシール
KEEP ON ROLLINGS(Vo:Mr.チャールズ/G:木村秀穂 fromスマートソウル
コネクション/G:石田コータ from コークジーンズ /B:市川James洋二
from THE PRODIGAL SONS/Dr:大島治彦 from THE PRODIGAL SONS)

ゲスト:ドン・マツオ from ZOOBOMBS

MC:Mike Koshitani

料金:前売り \3500+1DRINK ORDER
当日券 \4000+1DRINK ORDER

主催:吉祥寺ROCKJOINT GB

協力:日本ローリング・ストーンズ・ファン・クラブ
ユニバーサルミュージック
東京ドーム
Nasty trick (Fjo Records)

チケット: ROCKJOINT GB店頭/ROCKJOINT GB HP予約

お問い合わせ: ROCKJOINT GB 0422-23-3091

http://blog.livedoor.jp/stone999/
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