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PJ: 池野 徹

「良いとこ取り」したがる優柔不断の日本人。日米同盟の行方。
2009年12月21日 07:47 JST


"Keep Japan !!!" (制作:池野 徹 Dec.19.2009) 

【PJニュース 2009年12月21日】日本人は元来、島国に住み、沿岸海産物と米食を主食として、草食系民族として独自にゆったりと過ごして来た。しかし、開国とともに世界を知る事となり、たった四杯の黒船の来訪とともに内的国家が、外的国家にならざるを得ない強迫観念と焦りに迫られ、急遽、世界を取り入れる事となった結果、急速に外国化して短足に身につけた日本国家主義で、世界への誇示へと走り、その錯覚が世界戦へと進み、見事苦杯を招き、国破れて、そこからの経済復興でその地位を取り戻した歴史がある。そして短絡に平和憲法を享受して民主主義の国家と称するまでになった。

しかし、戦勝国米国と日米同盟を結び、庇護の傘に入った。この事実はいかなるものか、日本人は分かっているのだろうか。非常時に守ってもらう米国に、軍事上の基地を提供して来た日本国なのである。その基地は、沖縄に集中して存在する。しかし、戦後の長きにわたって基地の島として住民は恩恵もあったろうが、被害と環境不安問題を抱えて来た。沖縄から基地返上を約して民主党政権が誕生したが、その結論が出ないままに、俎上にさらされ鳩山政権が揺れている。米国と沖縄と日本世論に挟まれて。

日米同盟がある以上基地は存在させるのが既成の事実だ。だからといって、日本の他の県は何処も基地の存在を望まない。このジレンマを解決するには、クリアに状況判断をして対処するしか無い。日本は、基地を沖縄に認めるか、日本の他県に認めるかしかない。それが出来ないなら、米国言いなりの金を出すか、同盟を解除するしか無い。大リーグの松井がどうなったか、米国を甘く見るなと言いたい。米国に頼らず憲法を改憲して自国の軍隊を認め、自国で守るしかない。それでも基地は必要になる。

米国に、沖縄に、国内に、意見の違う社民党、日本新党に良い顔をする事などはあり得ない事だ。それは、決定する決心するには、時間がかかるのは当然だろう。日本人は甘い。自分でも決められないくせに、時の政権の総理大臣に、早い決断を、リーダーシップをと迫っているが、馬鹿げた話である。これが成り立たなければ、自国に軍隊を持ち自分の国は自分で守らなくてはならなくなるという大きなリスクを背負う事に、甘い判断しかしていない日本国民が見える。中国、韓国、北朝鮮が、アジアの中東諸国が軍備強化を考えるのは当然だ。米国との同盟維持するなら結論は決まっているだろう。即、即決して後悔をしない様にと願いたいものだ。

「国破れて山河あり、人破れて命なし」

【了】

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