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PJ: 池野 徹

「69+1」内田裕也バースデイ・パーティ。
2009年11月19日 09:43 JST


"Yuya Be Good" (撮影:池野 徹 11月17日) 

【PJニュース 2009年11月19日】この歳になって誕生日を祝う人は居そうで居ないであろう。芸能世界に身を置く内田裕也としては、「69(ロック)」の歳を過ぎての「69+1」の古稀のバースデイ・パーティーであった。かねがね裕也さんは、ロックンローラーであるのはもちろんだが、エンタテイナーとしても目が離せない人だ。幅広い交友のゲストに楽しみを与えてくれて、裕也さん独特の計算されたディレクションを見る事ができるのだ。一年に一度の楽しみにワクワクしながら出席できるのはハッピーなことである。

11月17日、代官山のレストラン「Tableaux』で小雨降るなか、集まったゆかりの仲間たちの前に、真っ白いスーツを着て、銀色のステッキで、白髪を振りながら軽快に「My way」のサウンドに乗り内田裕也が登場した。客席をハイタッチしながらまわりセンターのシートへ着いた。この演出は、初めて出席した人なら、かの強面(こわもて)の裕也さんが、カワイイ仕草で振る舞うのを見ると、より興味をそそる人物に見えて来るだろう。そしてまた、年上の人、業界の先輩、仕事仲間の若い人にも気を使って対応する律義な裕也さんを発見する事ができる。バックステージで見せる驚愕の叱咤激励(しったげきれい)と相対する裕也さんも垣間(かいま)見える。

古稀の祝いにゲストから祝辞が述べられる。野球界から、張本勳、江本孟紀、佐々木主浩の元選手たちに、アントニオ猪木の気合の乾杯が添えられる。異色だったのは、事件にまみれた、音楽プロデューサーの小室哲哉が現れてあいさつ。後で話すと、良きにつけ悪しきにつけ人生勉強になったと率直に言っていた。メディアの裏表の嵐にやや、あの独特の色気が失(う)せていたのはその証しだった。

そして、映画「おくりびと」でアカデミー賞監督となった、滝田洋二郎監督が、裕也さんとの「コミック雑誌なんかいらない」当時からの因縁を話していた。「今、裕也さんの一番やりたい事は映画じゃないですかね」と言うと、「その通り」と言われていた。裕也さんは、映画で一旗狙っていると思われる。

今回出版した著作物「JOHNNY TOO BAD 内田裕也」「内田裕也 俺は最低な奴さ」の出版社、制作スタッフがゲストに招かれ、近田春夫とモブ・ノリオが長い出会いを語っていた。いずれも、裕也さんの行動と実行から今日の内田裕也を知れるものであるが、娘の内田也哉子さんが妊娠中ながら、語ったのは、この本で「父の生活を初めて知りました」と言ったのは喝采だった。内田一家の存在する現在は、ある種、新しい家族のあり方を見せているようで興味が尽きない。

37回目を迎える「New Year World Rock Festival]」の仲間たち、ジョー山中、シーナ&ロケッツ、白竜、HIROも顔を揃え、リクエストに応えて、ジョー山中が「人間の証明」をアカペラで熱唱、変わらぬ感動が流れた。一瞬、マリリン・モンローがバースデイケーキとともに現れ、ケネディをもじって、「Happy Birthday to You」とやると、裕也さんが長髪をたくしあげ、ロウソクの火を消した。酒に遠ざかっていた裕也さんがゆったりと酔いに浸っている様に見えた。まだまだ何かを仕掛ける男であるのは間違いないだろう。

「69+1から、Until 96へ」

【了】

■関連情報
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PJ 記者