SakuraFinancialNews

Updated: Jan 29 23:44    

HOME > (375) > 「6月」より、「水無月」は美しい。...

PJ: 池野 徹

「6月」より、「水無月」は美しい。
2009年06月04日 10:28 JST


"Water of Aono" (撮影/制作:池野 徹) 

つい少し前が今年の始まりだと思っていたが、なんと、6月を迎えてしまっている。月日のたつのははやい。6月は旧暦の水無月(みなづき)とも呼ばれる。諸説あるが、田植えが終わり、水張月(みずはりづき)水月(みなづき)とか、田植えの大仕事を終えた皆仕尽(みなしつき)、また、水無月は、「無」は「の」という意味の連体助詞「な」であり、「水の月」であるともいわれてる。一般的には、真夏の前の雨の梅雨時期であるのは間違いない。

 千葉県茂原市粟生野に来て初めて、朝早く自転車でちょっと先のコンビニへ出掛けた。なれない自転車で小道を走り始めたが、驚く事に昨夜の雨で道が水で溢(あふ)れている、水溜(た)まりが至る所にできている。水しぶきに濡(ぬ)れながら自転車を走らせる事になったのである。都会にいた時は、経験したことがなく、水に自転車の車輪を奪われそうになり、驚きながら、田舎だなあと実感した。後で人に聞くと、脱水溝がある訳でないから、水の行きどころが無く溜まるのだ。大雨になればすぐ浸水状態になるとの事。道や空き地に水が溜まる雨水の脅威を確認したのだった。水と遊んだと思えば新鮮でもあったけど。

 6月はまた、衣替えの季節である。夏服に着替える季節なのだ。女子学生が、紺色の長袖から、真っ白い半袖のセーラー服になるのは、象徴的で眩(まぶ)しい思い出があるのだが、近ごろは衣替えなどと取り立てて行われてはいないだろう。エコのために夏服の涼しいコスチュームにしたらと言われてはいるけどである。今となっては、一年中ジーパンで、衣服の切り替えのけじめは無いに等しい。サラリーマンも相変わらずクビを締めている。

 6月は英語名でJuneは、ローマ神話のジュピターの妻ユノ(ジュノー)からとられてる。ユノは結婚の守護神で、そこからJune Bride(6月の花嫁)は幸せになれると言う由来がある。これまた、結婚しない男女が増えている世の中では、期待される事ではない。

 紫陽花(あじさい)や菖蒲(しょうぶ)が、しっとりと雨に濡れた緑の中に咲く季節である事は、誰にでも知られている事である。これは、自然の時の流れが見せてくれる皆が共感出来る季節である。

 6月の後半に、イギリスはロンドン郊外のウインブルドンでテニスの最高峰、選手権大会が開かれるが、この試合における、テニスウエア、コスチュームは白が基調となって、正しく守られて来た伝統がある。いつもは、ハデなマリア・シャラポア選手も真っ白で、清楚(せいそ)に包まれた肉体を、清々(すがすが)しく伝統とともに見る事ができる。

 人々が伝統的に経験して来たことを引き継いで、同じ季節に巡ってくる出会いの時に、その習慣が生かされてる事は、旧いと言えばそれまでだが、何かシャキットしたラインが引けない現在の世の中には、新鮮に映って見えるのは、不思議なものだ。

 ?アメアメフレフレもっとふれ?

【了】

■関連情報
http://blog.livedoor.jp/stone999/

PJニュースは一般市民からパブリック・ジャーナリスト(PJ:市民記者)を募り、市民主体型のジャーナリズムを目指すパブリック・メディアです。身近な話題から政治論議までニュースやオピニオンを幅広く提供しています。

PJ募集中!皆さんもPJに登録して身の丈にあったニュースや多くの人に伝えたいオピニオンをパブリックに伝えてみませんか。


FXトレーディングシステムズはパブリック・ジャーナリズムの発展とPJ(市民記者)の活動を応援します。



関連記事:
タグ:
pagetop

PJ 記者