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PJ: 池野 徹

麻生さん、「字の間違い」どころか、ロケットの「打ち間違い」したら、日本が吹っ飛んでしまうぜ
2009年04月03日 06:56 JST


"Pika-Don"(撮影:池野徹) 

北朝鮮の宣言した飛行物体に、完全にかき回され騒然としている日本。狙われてるかもしれない、破片が落ちてくるかもしれない、いや、その可能性は無く安全かも知れないと、不確かな情報がメディアを通して流され、国民は半信半疑に見守っている。不安なのか、安全なのか、誰も保証してくれない状況だ。相手が北朝鮮だからといって、ここまで正確な情報が無くて、右往左往する様は、こっけいに思えるのだが。本当に危険なら、本気で国民に言うべきだろう。落ちてからでは遅いのだ。安全なら安全だと言えと言いたくなる。その判断が国としていい加減ではないだろうか。

 弾道ミサイルは、目的地に対する攻撃用兵器だろう。対地、対空、対潜の目的攻撃に対し、近距離、中距離、遠距離のミサイルがある。いずれも、2段式ロケット、3段式ロケットの推進力に、液体燃料、固体燃料、ジェット燃料により打ち上げる。その弾頭に核弾頭を搭載しているか、人工衛星を搭載してるかの違いはあるが、使用するのは同じような推進力を持ったロケットである。その最大のロケットは、アメリカのスペースシャトルのような有人飛行士の乗る宇宙船である。それより小型の人工衛星ロケットは、宇宙探査衛星、気象衛星、通信衛星などがあり、1957年のソ連のスプートニク1号以来、アメリカ,フランス、日本では1970年「おおすみ」を打ち上げ、中国、イギリス、インド、イスラエル、イラン、ドイツ、カナダ、イタリアそしてインテルサットの企業体まで、ソビエトは3000個以上、アメリカは2000個以上、日本でも100個を越えて今まで打ち上げている。

 北朝鮮は、1998年にテポドン1号ミサイルを発射。1段、2段のロケットが日本の近海に落下したことを確認した。北朝鮮は人工衛星「光明星1号」と称した。2006年テポドン2号の発射は日本海に落下し、失敗に終わる。そして、現在テポドン3号ともいうべきミサイル発射を日本を始め世界に突きつけているのだ。

 ひとつ分からないのは、アメリカとか、ロシアとか、日本のロケット発射時において2段目、3段目の落下破片はどのように処理されているのだろうか、高度の成層圏上で消滅しているのだろうか。落ちて来て被害を受けた話は聞いた事は無い。北朝鮮のテポドンは性能的に低いのか、信用ならないのか、どういう事なのだろう。現在日本ではPAC3で迎撃態勢をとってるが、日本上空で破片を撃ち落とすのか、落とせるのか、本体の人工衛星を、あるいは、核弾頭を撃ち落とすのか、全く正確な情報が日本国民に知らされてない。ただメディアは状況だけ報道している。諸外国首脳に、これは国連取り決め違反とうなずかせているだけで、ほかの国は無関心に見える。ゲームの遊びじゃないだろう。ロケットの破片を撃ち落としたところでバカみたいな話だし、本体の核弾頭を撃ち落としたら、大変な日本汚染になるし、衛星を撃ち落としたら笑い者じゃ済まなくなる。

『北朝鮮の「核弾道ミサイル」か「人工衛星」か。この笑えないバカ騒ぎ』

【了】

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