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PJ: 高橋 泉

プルサーマルこれから=佐賀県民投票案「否決」
2007年02月06日 11:56 JST

2日行われた佐賀県の臨時県議会でプルサーマル計画の条例案が「否決」された。これを受け、県民投票条例を直接請求した市民団体「プルサーマル・大事なことは住民投票で決めよう佐賀県民の会」は同日、声明を発表した。

 プルサーマル始動は2010年、それまでまだ時間がある。県民はようやくプルサーマルについて知りはじめたばかりであり、今回の住民投票条例請求はその第一幕にすぎない。やっとはじまった、これからだ!という気持ちが声明には強くあらわれている。

 プルサーマルは、国の未来、地球の生命、子どもたちの将来にかかわる大きな問題であり、日頃の県政の範囲を超えている。「大事なことは住民投票で」という今回の条例請求は、プルサーマルについては直接県民が意思表示をするパイプも併せて作っていくべきだ、という主張である。不確定な未来に向かって、この先まだ何が起こるかわからないプルサーマル。このことに県民が意思を伝える手続きは重要であり、そのパイプを子どもたちの世代にも引きついでいかなければならない。

 1月30日より2月2日まで開かれた臨時県議会は、インターネットで生中継され、わたしは古川康県知事と県議の方々の、プルサーマルに対する姿勢と県民に対する対応を、この目で確認した。この4日間の議会傍聴者は370人を数えたと報道されたように、多くの県民が関心をよせた。「これからですね」、県民投票条例の署名活動のときに出会った方々と、日々そう言葉をかわす。結果は「否決」であったが、これまで雲をつかむようであった県民どうしの意思の疎通が可能になり、県民が行動する一つの道が開けた。

 プルサーマル計画が佐賀県にあるかぎり、この先何が起こるかわからない。だからこそ、県民が声をあげる体制が必要である。冒頭の市民団体の方々の努力と行動に感謝し、これからもさらに、子どもたちのために住民発動の機会をつくり続けたいと思う。【了】

■関連情報
プルサーマル・佐賀県民投票の会
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PJ 記者