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PJ: 鈴木 義哉

第7回大阪モーターショー開催(4) 産学協同のプロジェクトも展示
2012年01月26日 20:42 JST


大阪産業大学が出展した燃料電池車「OSUーT4」 1月21日大阪市住之江区インテックス大阪にて(撮影 鈴木義哉) 

【PJニュース 2012年1月26日】大阪モーターショーは23日に閉幕したが4日間で約30万人もの来場者があり前回より7万人来場者を増やすという盛況だったようだ。今回のショーでは産学協同のプロジェクトの車両も展示されている。関西では機械系のユニークな大学や専門学校、工業高校が多いことで知られているが、こういった場所は技術者を目指す若者にとっても発表の場として重要な場所であるといえるのだ。

ナンバー付きの燃料電池車を完全自作
自動車工学の学部があることで知られる大阪産業大学は燃料電池車「OSUーT4」を出展。これは同大学の水素エネルギーシステム研究室が作ったもので「この大学で作られた4台目の燃料電池車ですべてをオリジナルで作りました。ナンバーを取得し公道走行ができます。」(同大学教員)またパナソニックと共同開発された「エボルタレーサー」は全長1Mの小さな車体だが単三電池40本という電力で時速85キロを出すことが可能だという。

ソーラーカーレース4位の車両も
また10年以上もソーラーカーのプロジェクトに取り組んでいる芦屋大学は「芦屋 Sky Ace Five」を出展。この車両は昨年オーストラリアで行われた「ワールドソーラーカーチャレンジ」に参戦して総合4位に入った実績を持つ。「今回のレースは天候が悪く、史上初めて競技が中断されました。そんな中、他チームが発電に必要な太陽光が得られずタイムオーバーによる失格などが続出する中、学生が過去のノウハウを活用し4位に入りました。ドライバーは蒸し風呂のような運転席の中で体力勝負です。規定量の飲料水積み込みが義務づけられているほどです」(同大学教員)と答えていただいた。

また府立佐野工科高校は60年代に”てんとう虫”と親しまれた名車を改造した電気自動車「スバル360コンバージョンEV」を出展。なかなか見ることができなくなった車と言うこともあって、多くの人だかりができていたのは印象的だった。こうした学校の卒業生の多くは卒業後技術の現場へ出ていくことになる。人々をわくわくさせるような車を関西の技術者の手で作っていってほしいものだ。【了】

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