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PJ: 鈴木 義哉

西宮えびす 福男選び 福男は大学生が獲得
2012年01月12日 08:44 JST


今年の福男たち 左より一番福・福田さん、二番福・景山さん、三番福・西さん 2012年1月10日兵庫県西宮市 西宮神社にて (撮影 鈴木義哉) 

【PJニュース 2012年1月12日】1月10日兵庫県西宮市の商売の神様「えべっさん」の総本山として知られる西宮神社でこの時期行われている「十日戎」の祭りのひとつ「開門神事福男選び」が行われた。これは西宮神社で鎌倉時代から行われているとも言われている伝統行事で、午前0時に同神社の全ての門を閉じて神職のみで神社が浄められる。そして浄められた境内を最初に走り参りを行った者をその年の福男として認定されるのだ。

抽選により最前集団を決定
以前に不正行為があったのではと?指摘があった反省から今年も福男になる権利のある最前集団Aブロック108人の抽選が閉門と同時に行われた。今回はほとんどが初当選者ばかりで、過去の福男は09年の一番福で昨年の三番福だった外山哲さんを含め落選したという。そして今回は被災地にエールを送るという意味からこの神事のシンボルカラーである黄色い軍手を前列集団Aブロック、その後ろのBブロックの合計258人に配られた。

そして午前6時神職の太鼓の合図と神事運営の実務に当たる「開門神事講社」の講社長・平尾亮さんの「開門!」のかけ声と共に一斉に出発。そして最初に本殿に飛び込んだのは終始安定し先頭を走った、福田裕矢さんが一番福としてこの年の福男に認定された。福田さんは京都府福知山市にある成美大学の学生で高校時代はバスケットの選手だったという。「正直うれしい。この元気を(被災地に)分けてあげたい」と語ったが、福田さんは気仙沼や石巻へボランテイアへ行った事もあり被災地へのエールは特別な思いもあったという。「日本がしあわせとなって僕もしあわせになりたい」と興奮しながら述べた。

中盤あたりからに二番手を走り二番福を獲得したのは景山浩規さんで、景山さんも大阪商業大学の学生で陸上部の中距離選手。「彼女に報告したい。先輩が出ていて想い出を作りたかった。」と語った。二番福となったことには「気持ちで負けていたのかも」と苦笑いしながら述べた。

そして三番福となったのは西慶祐(けいすけ)さんで茨木市の職員。サッカー選手でもあり地域のリーグ戦に参加しているという。

今回は抽選未参加の後方集団を入れたら約3千人の参加があったという。福男決定後直ちに本殿にて「奉告祭」が行われ福男たちにより鏡開きなどが行われ本殿には「福男」コールがこだました。この神事により福男たちはもちろん、関わった全ての人に大きな「福」が来ることを望みたい。【了】

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