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PJ: 葦乃原 光晴

「土用の丑」にウナギを食べますか?
2009年07月19日 07:27 JST


鮮魚点では「土用の丑」をPRしてウナギを売っていた。写真は580円の中国産。他に、鹿児島県産は1,280円、愛知県産は1,480円で売ってった。(撮影:葦乃原光晴、7月17日) 

【PJニュース 2009年7月19日】7月19日(日)は「土用の丑(うし)」にあたる。別に、ウナギはいつ食べてもいいが、夏の暑い盛りに体に栄養を付けるという意味では、「土用の丑」の辺りにウナギを食べるのは理にかなっている。

「土用の丑」にウナギを食べるように仕掛けたのは、ウナギ屋から売り上げを上げるための相談を受けた平賀源内のアイデアと言われている。事の起こりはどうであれ、今や日本中にすっかり浸透し、スーパーや鮮魚店では「土用の丑」に照準を当てて大量のウナギを売りさばいている。

しかし、記者の身近な人の中に、「ウナギを食べなくなった」という人が居る。以前、中国産ウナギから発がん性が疑われ使用が禁止されている物質が検出されたり、中国産を愛知県産と偽装表示した業者が摘発されたりして、食品としてのウナギが信用できなくなったからだ。消費者としては、「業者は金もうけのために消費者をだましたのだ」と感じる。

記者も3年ほど前までは頻繁にウナギを食べていた。その大半が中国産の安価なウナギで、発がん性が疑われる物質が使われていたウナギも食べていたに違いない。しかし、中国産の食品の安全性を脅かす事件が度々起きてから、中国産の食品は基本的に食べないようにした。ウナギに関しては、国産品は値段が高いので食べること自体をあきらめた。

7月17日(金)に近くの鮮魚店に行ってみると、やはり、「土用の丑」をPRしてウナギを売っていた。中国産は580円、鹿児島県産は1,280円、愛知県産は1,480円だった。しかも、国産は中国産に比べて一回り小さかった。

どの商品を買うかは消費者の考え方による。中国産は今でも安全性が気になる。輸入業者はもっと安全性をPRすべきだ。国産は産地偽装が気になる上に値段も気になる。もっと安く供給する努力が足りないのではないかと感じる。

食品の安全や産地表示を軽視し、日本の夏のひとつの習慣に悪影響を与えた供給者の責任は大きい。【了】

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