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PJ: 葦乃原 光晴

中学生が歌う「すこやか体操」
2009年05月15日 06:40 JST


江東区立第二南砂中学校の生徒の皆さんが歌う、有限会社すこやかの「すこやか体操」のCD。(撮影:葦乃原 光晴、5月13日) 

東京都江東区の介護事業者が、施設で使う体操のCDを地元の中学校と協力して制作したと聞いて取材に出掛けた。この事業者は、江東区内で5カ所の事業所を運営する有限会社すこやか(社長 國澤一男氏)だ。この体操は「すこやか体操」と呼んでいるが、施設の利用者にも好評らしい。江東区北砂の同社の事務所に、制作に携わった担当部長を訪ねてお話を伺った。

 ―「すこやか体操」を作ることになった経緯を教えて下さい。
 「一時期、ご当地体操が流行(はや)っていた時期がありましたが、すこやかホーム(当社の事業所の名前)でも独自の体操が作れないかと考えていました。社内で、作詞、作曲、体操の振り付けができる人材を探したところ、それぞれ得意な人がいましたので、『すこやか体操をつくる会』を発足して活動を開始しました」

 ―いつ頃のお話ですか?
 「具体的に作り始めたのは昨年の11月下旬からですが、思いほか順調に進み、12月にはCDを作れるレベルにまで達しました」

 ―歌は、江東区立第二南砂中学校の生徒の皆さんが歌っているそうですね。
 「江東区内の中学校では夏季のボランティア活動や職場訪問を進めており、第二南砂中学校から、生徒さんを受け入れてくれないかと打診があり、数年前から受け入れに協力しています。『すこやか体操』は、お年寄りのご利用者様にして頂く体操ですので、中学生の皆さんの歌声が聞こえてくれば楽しいのではないかと考え、ごく自然に、第二南砂中学校の生徒の皆さんに歌って頂きたいなと考えました」

 有限会社すこやかから依頼を受けた第二南砂中学校の生徒会は快諾し、音楽科の先生の指導を受けながら、生徒会役員と、音楽祭を終えたばかりの一年生の有志メンバーが練習を重ねたそうだ。本番のレコーディングを終えて生徒会から感想が寄せられた。

 「すこやか体操」の歌を通して、学年を超えたメンバーが気持ちを一つにして歌うことができました。そして、その歌声がすこやかホームの体操の時間に流れ、お年寄りや職員の皆さんに喜んでもらえることを誇りに思います。という内容だったそうだ。

 ―今後、「すこやか体操」をどのように活用されますか?
 「すでに、ご利用者様にホームで体操をして頂くときに使っています。また、私たちが言うのも変ですが、中学生の皆さんの歌声のみならず、歌詞、曲、体操の動作すべてにおいて、優れた内容になっています。この『すこやか体操』を、国内の他の施設でも広く使って頂ければうれしいです」

 ―では、CDが欲しいという方には販売できるのですか?
 「ご希望があれば販売できます」

 実際にCDを聞きながら体操をしてみると、親しみやすく、分かりやすく、介護施設で使うには最適だと感じた。担当部長は、この「すこやか体操」が多くの人に親しまれながら活用してもらえる良い方法はないかと、いつも考えているそうだ。【了】

■関連情報:
すこやかホーム

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