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PJ: 葦乃原 光晴

新型インフルエンザの自己防衛策
2009年05月06日 06:53 JST


記者が最初に入ったドラックストアで試しに購入したマスク。このマスク以外にも、いろんな種類のマスクが販売されているのが分かった。製品の特徴や値段も様々なので、複数のドラッグストアを回って購入することをお勧めする。(撮影:葦乃原 光晴、5月3日) 

新型インフルエンザに関しては、日々刻々と新しいニュースが報道されている。5月5日(火)午後9時の時点では日本ではまだ感染者が確認されていないが、ゴールデンウィークが過ぎたころに出てくるかもしれない。いずれにしても、感染者が出てくるのは時間の問題だろう。

世界的大流行(パンデミック)になると、日本でも約3200万人(人口の約25%)が感染し、17万人から64万人が死亡する恐れがあると想定されている。では、わたしたちはどうすればいいのか。現時点で記者が思いつく、自分自身が感染を避ける視点から、自己防衛策をまとめてみた。

1.外出時の注意
?できるだけ人混みを避ける。
まず、人混みや繁華街への不要不急の外出を控えて、感染者の2メートル以内に近づかない。
?不織布マスクを着用する。
ドラッグストアを4店回って不織布マスク(以下マスクと表記)について調べてみた。店員の方に話を聞くと、どこの店でも各種マスクは飛ぶように売れているそうだが、実は安価な花粉用のマスクはウイルスに対して効果が期待できないという。

しかし、米国労働安全衛生研究所が認定しているN95マスクは庶民が使い捨てにできるほど安くないし、そもそも日常生活での使用を想定していない。

また、ウイルスは角膜からも感染するらしく、検疫官のような防御をしないと完全に感染を防止するのは困難だという。では、マスクをするのは無意味かというと、そうでもない。

マスクの定義は、口と鼻を覆う形で、咳やくしゃみの飛沫の飛散を防ぐため、また、ほこりや飛沫などの粒子が体内に侵入することを抑制する衛生用品だそうだ。リスクを減らす程度のものなのだ。詳しくは、関連情報の「マスク使用の考え方」をご覧下さい。

あるドラックストアの店員は、マスクを過信するより体の抵抗力を強めた方がいいと栄養剤を勧めてくれた。ひとつの考え方ではある。

?帰宅時に手洗い・うがいをする。
手洗いは、手のひら、手の甲、指先・爪先の内側、指の間、親指、手首を、石鹸を使用して流水下で洗う。

うがいは、通常時は水によるうがいで良いが、インフルエンザ流行時にはうがい薬の使用が望ましい。

2.情報収集
?テレビや新聞など、報道機関の情報
?官公庁のホームページ
厚生労働省と農林水産省は、下記にリンクを貼っておいた。

3.食糧品備蓄
農林水産省は、新型インフルエンザに備えた家庭用食料品の備蓄を勧めている。感染者との接点を極力減らすために不要不急の外出をしないことと、発生直後は食料品需要が急激に高まり、思うように手に入らない恐れがあるためだ。

新型インフルエンザの流行の周期は2カ月程度と考えられているそうだが、最低でも2週間分の食料品備蓄を勧めている。農林水産省が作成したガイドは、チェックリストも付いていて分かりやすいのでご覧いただきたい。地震災害の備蓄に少し買い足せばよいだろう。

ワクチンの製造など感染に対する対策は進んでいるので、パンデミックになったとしても冷静に対応することが重要だ。【了】

■関連情報:
厚生労働省
マスク使用の考え方
農林水産省
新型インフルエンザ対策ガイドライン
家庭用食料品備蓄ガイド
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