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PJ: 葦乃原 光晴

「プレミアム商品券」、店側には好評=東京・江東区
2009年04月27日 05:05 JST


おでん種の「増英かまぼこ店」では「プレミアムサポート商品券」でも安くてうまいおでんが買える(26日、撮影:葦乃原光晴) 

江東区では定額給付金の給付に合わせて、江東区商店街振興組合連合会が10%プレミアム付きの「プレミアムサポート商品券」を販売している。

 1枚500円の商品券・22枚つづり(1万1000円)のセットが1万円で買えるので1000円お得になる。「プレミアムサポート商品券」は6万セット(総額6億6000万円分)を、24日(金)、26日(日)、5月22日(金)、5月24日(日)の4回に分けて販売する。

 購入には定額給付金の申請書と一緒に送られてきた購入券が必要で、1世帯3セット(購入価格3万円・商品券3万3000円分)まで購入できる。販売時間は午前10時から午後2時30分までだが、先着順で販売して、売り切れればその時点で終了する。

 江東区在住の記者も、26日に販売場所のひとつである砂町文化センターに購入に行った。午前10時の5分前に到着したが購入者の行列は30人程度と短く、販売開始後30分で行列が消えてしまった。

 不人気なのかが気になり担当者に尋ねると、電話で江東区役所経済課長の長島さんに取り次いでくれた。長島さんに「プレミアムサポート商品券」の売れ行きを尋ねた。

──購入希望者が少ないようですが、24日は完売したのでしょうか?
「販売初日の4月24日には1万6千セットを用意したのですが、販売は5576セットで約35%しか売れませんでした」

──不人気の理由は何が考えられますか?
「これは個人的見解ですが、まず一つ目は、江東区の場合、商品券が使えるのは区内の約1500店舗に限られ、ほとんどの大規模小売店舗で取り扱わないということ。二つ目は、不況で大規模小売店舗が値下げ競争をしていることが考えられます」

──5月にも2日間販売されますが、完売できなければどうするのですか?
「最終的に売れ残った場合は、商店街振興組合連合会で1〜2カ月販売するなどの対策を検討しなければなりません。そのときは、区報や区役所のホームページで区民の皆さまにお伝えします」

 記者の自宅の近くには、約670メートルの道の両側に商店が立ち並ぶ砂町銀座商店街がある。商店街のすべての店が商品券を取り扱っている訳ではないが、「プレミアムサポート商品券」が売り上げに寄与しているのかどうか、買い物をしながら取材してみた。

 店先に「プレミアムサポート商品券」のポスターを貼り出していた、おでん種の「増英かまぼこ店」では、「商品券を使う人は多いですよ。束のまま持ってきて買ってくれた人もいました」と言って、受け取った商品券を見せてくれた。四角い缶の中に何十枚も入っていた。

 道路を隔てた反対側で大型店のスーパーが営業している「スーパーやおうめ」では、「効果はありますね。商店街のすべての店が取り扱っている訳じゃないから、取扱店に集中するからね」とのこと。記者も、しばらくの間、野菜はこの店で優先的に買うことになりそうだ。

 そのほか、鮮魚店や靴店でも「プレミアムサポート商品券」で買い物をしている人がいて、店側の評価はおおむね好評だった。

 記者は靴店でスニーカーを半額セールの1000円で買ったが、10%のプレミアムだけで買えたことになり、得した気分になった。普段利用しない店でも「10%得になっているから、この店でも買い物をしてみようかな」という気分にもなる。

 大規模小売店舗のバーゲン商品は魅力的だが、商店街の店でもお買い得の商品はある。せっかく、10%プレミアム付きで商品券が手に入るのだから、消費者も買い方を工夫して「プレミアムサポート商品券」をもっと活用するべきだろう。【了】

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