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PJ: 葦乃原 光晴

早咲きのツツジが見ごろ=東京・根津神社
2009年04月13日 05:08 JST


咲き競うツツジを観賞する人たち。根津神社では5月6日まで「第40回 文京つつじまつり」が開催されている(12日、撮影:葦乃原光晴) 

東京は桜が散ってツツジの出番になってきた。文京区の根津神社で「第40回 文京つつじまつり」が5月6日まで開催されている。

 記者は2年前、根津神社のつつじ苑で咲き競うツツジを初めて見て圧倒された。2000坪の丘で約50種3000株のツツジが、「わたしを見て!」と言わんばかりに強い色彩と見事な咲きっぷりで迫ってきた。一つひとつの株がそれぞれ見事に花を咲かせていて、それが3000株も集まっているのだから見ごたえがある。つつじ苑全体がひとつの絵画であり、芸術作品であり、観客(入苑者)は作品の中を散策するという感じなのだ。

 記者はあれから毎年取材に来ているが、毎年感動をもらっている。12日は早咲きのツツジが見ごろを迎えていた。まだ遅咲きのツツジはつぼみの状態だが、これから順次咲き始めるので、まつりの期間中はずっと楽しめる。(つつじまつりの様子は、PodTVでも掲載予定)

 花に顔を近づけている中年の男女がいたので声を掛けてみると、「ほかの株は香りがしないけれど、このツツジは香りがするんですよ」と、教えてくれた。記者も顔を近づけて嗅(か)いでみた。香水にありそうな上品な香りがした。

 つつじまつり40周年を記念して植樹された「五葉つつじ」のシロヤシオも、白い清楚(せいそ)な花を咲かせていた。

 この日は観客の数もほどほどで、自分のペースでゆっくり歩いて観賞できた。観客の一人は、「満開になると人でいっぱいで歩けなくなるから、今の時期が良いのです」と言っていた。確かに、「遅咲きの、このつつじを見たい」という特別な目的がある人でなければ、観賞の時期としては今がお薦めかもしれない。

 つつじ苑の開苑は5月6日までの午前9時から午後5時半まで。入苑時には神苑整備事業のご寄進として200円が必要。【了】

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