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PJ: 葦乃原 光晴

エコへの取り組みを調べてみた=東京・江東区の場合
2009年01月23日 07:31 JST


江東区では昨夏、「カーボンマイナスこどもアクション」事業を実施し、夏休み期間中に家庭で出るCO2を減らしてもらった。(撮影:葦乃原 光晴、1月21日) 

(PJエコニュース)地球温暖化は深刻な環境問題を引き起こしているが、では、個人レベルでは何をすればよいかというと、冷暖房の温度調節(冷房は高めに、暖房は低めに)とか、買い物にマイバッグを使うとか、自転車で行ける所へは車を使わないとかが思い浮かぶ。しかし、こういうことは各個人が意識しないと効果が上がらない。そこで、啓蒙(けいもう)活動として行政の取り組みを調べてみた。わたしの身近な所で江東区を取材した。

 江東区には環境清掃部環境対策課という課があって、エコに関する区民への啓蒙活動はこの課が担当している。具体的な活動内容の例を担当の方に尋ねてみた。

 「昨年の夏は、『カーボンマイナスこどもアクション』と題して、小学生を対象に、夏休み期間中に家庭でCO2を減らす活動をしてもらいました。これはメディアにも採り上げられ、話題になりました」と答えていただいた。

 これは、『夏の冷房の設定温度を26℃から28℃に2℃高くしよう』というような、家庭でできるCO2削減の具体的な目標を設定して、それができたかどうか、7月19日から8月31日までチェックしてもらうというものだ。全部で16項目あって、自分ができたら○印、家族も一緒にできたら◎印を付ける。これなら小学生にもできるし、家族も一緒にCO2削減の意識が高められる。

 他には、WEB上で環境家計簿に記入できる仕組みも作っている。また江東区には、「えこっくる江東」という環境学習情報館があって環境に関する啓蒙活動をしているようなので行ってみた。

 「えこっくる江東」は、江東区潮見一丁目の清掃センターと併設になっている。館長の小山田健一さんにお話を伺った。

 「江東区では、以前、『エコリサイクルハウス』という施設がありましたが、2箇所あった清掃事務所を 1か所に統合したとき空きスペースができて、そのスペースを有効活用しようということで、『えこっくる江東』ができました」と話していただいた。

 施設内には環境問題を考える常設展示がなされているが、NPOの活動拠点にも利用されていて、毎月、何かしらの活動をしている。

 「『えこっくる江東』は平成19年2月にスタートしましたが、今年の1月31日(土)・2月1日(日)の両日、2周年記念イベントを開催します」と、いうことで、館長からイベントのチラシを頂いた。イベントでは、お天気キャスターの森田正光氏の講演会、ミニプラネタリウム上映、地球温暖化&−162℃の世界の実験、ガス管リサイクルのペレットペンダントづくり、間伐材のコースターづくりなどが予定されている。参加に予約が必要なものと、当日、誰でも参加できるものとがある。

 個人レベルでのエコへの取り組みは些細(ささい)なものかもしれないが、何もしなければ地球環境の悪化が進むばかりだ。塵も積もれば山となるで、まずは、日々の生活の中でできるエコ対策を自分でも実践してみたい。

 なお、「えこっくる江東」2周年記念イベントについては、後日、取材させて頂くことにした。【了】

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