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PJ: 葦乃原 光晴

冬ぼたんに、心休まる。=上野東照宮ぼたん苑
2009年01月12日 07:08 JST


東京都台東区の上野東照宮ぼたん苑では、2月22日(日)まで40品種・600本の冬ぼたんが一般公開されている。(撮影:葦乃原 光晴、1月11日) 

東京都台東区の上野東照宮ぼたん苑では、2月22日(日)まで冬ぼたんを一般公開している。苑内には290品種・3,800本のぼたんが植えられているが、冬に花を咲かせるのは40品種・600本だ。1月11日(日)に行ってみると、日曜日ということでカメラを手にした人が大勢来ていた。

 できれば雪の中のぼたんを見たかったが、東京は1月9日の明け方に初雪を観測しただけで本格的な雪は降っていない。しかし、雪が無くても冬ぼたんは綺麗(きれい)だった。木は細いのに驚くほど大きく立派な花を咲かせるのも不思議だ。

 白色、淡紅色、濃い紅色、紫紅色などのぼたんを見て回ると、順路の最後にお休み処がある。お休み処では、温かい甘酒やお茶をいただけるが、ぼたんの苗木も販売していて、店の男性が苗木を買ってくれた中年夫婦に説明していた。

 「東京の人は、ぼたんをベランダで鉢植えで育てる人が多いですが、水やりが難しいですよ。ぼたんは水が嫌いで、できれば鉢植えより地植えの方がいいですね。地植えで土を山盛りにして、肥料もたくさんやります。ぼたんは根っこを育てるんです」

 上野東照宮ぼたん苑のホームページでも、「樹勢が弱く栽培が難しいため、着花率は2割程度と低く、一般家庭での開花は殆(ほとん)ど望めません。」と書いてある。しかし、ここで綺麗に咲いた花を見てしまうと自分で咲かせたくなるのは人情。中年夫婦の自宅に地植えできる庭があればいいが、店の人も苗木を売るのだから、鉢植えでも花を咲かせられる方法を研究して教えてあげて欲しいと感じた。

 わたしは苗木は買わず、250円の甘酒を買って腰を下ろした。上野東照宮ぼたん苑は、静かで時間がゆっくり流れている心休まる空間です。冬ぼたんは、自宅で花を咲かせるのが難しいので、一般公開期間中に、ここに足を運ぶことをお勧めします。【了】

■関連情報
<上野東照宮ぼたん苑の情報>
行き方:JR上野駅公園口から徒歩約5分
開苑期間:平成21年1月1日(木)〜平成21年2月22日(日)
開苑時間:午前9時30分〜午後4時30分(入苑締切り)
入苑料:大人6百円、団体(20人以上)5百円、高校生4百円、中学生以下無料
問い合わせ先:03−3822−3575(上野東照宮)

上野東照宮ぼたん苑
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