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PJ: 安居院 文男

絞り込まれた展示?=デジタルサイネージEXPO2011
2011年06月15日 06:08 JST


秋口に4万円前後で発売予定です=デジタルキャンバスの説明 (撮影 安居院 文男 東京・有明ビッグサイト) 

【PJニュース2011年6月15日】6月7日から10日まで、千葉県・幕張メッセでデジタルサイネージEXPO2011と、INTEROP等の総合展があった。4,5,6ホールを使って、今までと比べると、こぢんまりしていたように感じた。大まかに言うと、INTEROPは、IPV6と、クラウドの話。デジタルサイネージ展は、ベゼル(ディスプレイの枠)が狭くなって、つなぎ合わせた境目が目立たなくなったディスプレイでの展示が目立った。

デジタルサイネージ展では、NEC、DNP(大日本印刷)、三菱電機、シャープ、等の大手が、ネットワーク化したサイネージのデモをしていた。デジタルサイネージは、ディスプレーで何かをコミュニケートする手段だ。紙や液晶テレビでやっていたことを、専用の液晶ディスプレーを作って、パソコンとつなぎ、動画、静止画、テキストを組み合わせて、何かを伝える点は変わりない。会社によって、得意分野があり、特徴を出しているのが興味深かった。

たとえば、DNPは、出版の大手なので、丸善、ジュンク堂、文教堂など、大手の書店をサポートしている。電子書籍にも関心が深いので、大学や、書店で、本や電子書籍の展示を説明していた。デジタルサイネージが進んでくれば、コンピュータとシステム的に組みあわせて、いろいろな場面で応用が利く。省エネ、電子ペーパー、家庭や、屋外での看板的な使い方。店頭での応用。見ている人とのやりとりができるものなど、いろいろあるが、結局は、電子の看板になる。

看板と来れば、宣伝するためのコンテンツを作る必要もでてくる。大きな電子額に、有名絵画を入れて、応接や、会社に飾ったり、コンテンツを簡単に作るというコンセプトを続けているのが、オリンパスの関連会社だ。毎回見ているがだんだんコンセプトが拡がって、大きくなっているようだ。そんなに大がかりではなく、コンテンツを簡単に手軽に作るための、ハードウェアコントローラーと、ハイビジョンのクリップや、静止画、音楽などを詰め込んで、パッケージにした製品を、ビデオカンバスとして、この秋に出すのが、アトリエビジョンだ。1000点以上のデータをパッケージにして入れ、パソコンでコンテンツを作るためのアプリケーション込み、と言うのがビデオカンバスで、4万円前後で出す。もちろん、自作のコンテンツとも組み合わせできると、デモしていた。小規模な会社でも使えるだろう。

構造計画研究所では、カメラを使って、人の動きや、顔をとらえて、店頭や、仕事の場で人々がどのような動きをするのか分析し、最適なビジネスに結びつけようとしている。たとえば、人の顔は目と目の間が40ピクセルあれば、区別できるので、顔の識別には、80から100ピクセル程度が必要だと説明していた。そのために、店頭の監視カメラの解像度は、640X480が普通だが、1280X1028程度にできれば、分析の精度が上がるそうだ。まだこれからいろいろなニーズと、用途が見えてきそうだった。

出展社は、全展示会あわせて275社だった。震災の影響もあるだろうが、どこでも何でも出すというより、絞られてきているように感じた。【了】

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PJ 記者