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PJ: 安居院 文男

高校生が作ったビデオのコンクール=東京・市ヶ谷で
2009年12月07日 08:09 JST


上)表彰式 下)上映中 (撮影 安居院 文男 市ヶ谷・アルカディアで) 

【PJニュース2009年12月7日】東京・市ヶ谷で12月5日、全国の高校ビデオムービーのコンテスト発表会があった。これはNPO法人POLICEチャンネルが開く、「青少年非行防止自作ビデオコンクール」の2回目だ。共催は、文科省、警視庁など。全国から11校が応募して、入賞7校、奨励賞1校、優秀賞2校、最優秀賞1校が選ばれた。当日は最優秀校の兵庫県立洲本高校「校風向上部」長さ29分の作品が上映された。

優秀校以下は、次の通り。優秀校は、北海道旭川工業高校「罪-SIN-」と、同朋高校の「お酒、タバコ、そして、、、」。奨励賞は、国府台女子学院高等部。入選校は、岩手県立黒沢尻北高校、山村国際高校、創価高校、福井県立丹南高校、京都府立北桑田高校、兵庫県立洲本高校、和歌山県立向陽高校となっている。

審査員は、赤井英和(俳優、元プロボクサー)・古林浩一(CVC株式会社取締役、映像制作プロデューサー)・佐倉真衣(タレント、レポーター)・田中政美(前東京都立小平南高等学校 校長)・前田雅英(首都大学東京 都市教養学部長)・山田英雄(NPO法人POLICEチャンネル理事長)・義家弘介(参議院議員、東北福祉大学 特任准教授)(五十音順) だった。

最優秀校に選ばれた「校風向上部」は、もちろん実際にはないクラブ活動だが、裏サイトと、悪の親友を持った主人公の話。裏サイトに流れた情報のIPが、校風向上委員会のPCから出ているため、疑いが校風向上部にかかり、部は存続の危機を迎える。主人公は、調査を通して、その親友が元凶だと言うことを突き止める。その間に、先生、クラブのメンバー、ガールフレンドと言ったいろいろなキャストが出てくるが、すべて高校生が演じている。

この作品を作った、正井君に聞いてみた。
「いつから作り始めたんですか」
「今年の初めから筋を考えました。6月頃までかかってストーリーが完成して、6月にシナリオができました。夏休みに撮影しようとしたのですが、出演者の都合で、なかなか完成せず、9月頃までかかりました」
「そうですか、撮影はいいとして、編集に時間がかかりませんでしたか。編集ソフトは?」
「いえ、それほどでもありませんでした。撮影した日に、なるべく編集することにしていましたから。編集ソフトは、EDIUSです」

審査員の古林(こばやし)氏によると、撮影技術はプロが撮ったのではないか、と言うぐらいに良くできていたと言うことだった。出演者の演技は、やはり、高校生と言うことで、多少ぎこちないところもあったが、撮影の意気込みと、将来の方向を正井君に聞いてみると、「今、高校2年なので、来年は進学のこともあり、たぶん応募はできません。将来は、映画監督になって、アメリカで活躍するつもりです」と、大きな夢を話してくれた。

「そのために、映画はたくさん見ました。今回の作品にも、自分の好きな作品の手法をたくさん取り入れたので、見る人が見ればすぐわかるでしょうね」と話した。

最優秀賞は、トロフィーと副賞として、協賛のNECから、最新のノートパソコン、TDKからデジタルホームサーバーFlexLinkが提供された。なお、11作品のフラッシュや、制作風景、審査会の様子などは、110度CSデジタル放送「インターローカルTV」から、「未来を創る」第1部、2部として、1月7日、21日の15:30から1時間、14日、28日の18:00から1時間等で放映される。ビデオで青少年の非行を、中から考えてもらおうという試みは珍しく、今後が楽しみだ。【了】

■関連情報
第2回青少年非行防止自作ビデオコンクール

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