PJ: 安居院 文男
がんばったけど駄目なこともある=2016年は、リオに決まる
2009年10月05日 07:27 JST
石原都知事ら、東京五輪招致委員。(PJニュース資料写真) 
【PJニュース2009年10月5日】2016年オリンピックは、リオデジャネイロに決まった。石原知事はじめ、招致に努力してきた委員は残念だろうが、オリンピックとしてはこれでよかったのではないか。前に開催したところよりは、初めて開催するところのほうが感激も大きいだろうし、国民がこぞって支持しているところのほうが、支持が少ない所よりいい。
日本は環境という、まだ世界が本気になっていないように見える分野で、特徴を出そうとしたが、初めての魅力に負けたのだ。これはロビー活動がとか、やり方がどうのといった問題を超えている。よく言われていた通り、中国でオリンピックをしたばかり、2度目の開催、国民の支持が低い、などの要因があり、リオは南米初、初めての開催、国民の支持が最高。これだけでも勝てなかったのだろう。大統領の演説も、今は世界10位の経済力だが、国民は開催を熱烈歓迎しているということはよく伝わった。
オリンピックの経済効果は大きいだろうが、東京はそれがなくても環境問題の解決に向けて、世界の先頭に立てばいいのではないか。スタジアムが立てられる予定だった東京湾岸の埋め立て地は、今やっている植樹などをどんどん進めて、大きな公園にするとか、いろいろ考えられる。決まった時のリオの人々のよろこび方で、国民が希望していることがよくわかった。安全上の問題が言われてもいたが、みんなが来てもらいたいと思っているのだから、何とかなるだろう。
オリンピック招致もオリンピックの精神「参加することに意義がある」のだと考えて、よく頑張ったという過程を評価すればいいし、幾分かためておいたお金も、それこそ環境の整備や、経済の回復に使えないのだろうか。これだけ映像が発達しているし、2016年の次の2020年には是非という考えもあるだろうが、昔と違って、新興国がどんどん力を付けている現代では、初めて開催を希望するところが増えてくるだろう。
青少年のオリンピックへの夢という点では、スポーツ振興を進めればいいだろうし、 立体テレビや、超高精細の映像も、そのころにはもっと進んでいる。今以上に会場の熱気も伝わってこよう。オリンピックとはいっても、せいぜい2週間のことだ。どんなお祭りでも、話題となるのは、ひと月あるかないかだろが、地球環境は永遠のテーマだ。そちらのオリンピックで金メダルと言われたいものだ。【了】
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