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PJ: 安居院 文男

民主党大勝利で、半年以内にマニフェストの実現を目指せ
2009年08月31日 06:51 JST


新しい首相を待つ (撮影 安居院 文男 ) 

【PJニュース 2009年8月31日】アメリカでは強いアメリカを目指した共和党のブッシュ政権から、比較的収入の少ない人に支えられ、オバマという歴史上初めての有色人種を大統領とした民主党政権になった。そのオバマ氏が、日本では当然になっている国民皆健康保険を、アメリカで作ろうとして支持率を下げている。大きな政府と政府の干渉を排除したいという富裕層からの反発と、それを政治に利用しようとする共和党の政策だそうだ。

日本でも、小泉・竹中氏を中心とした規制緩和、郵政民営化の流れで格差が広がった。それに、リーマンショックによる世界的な不況の流れで、最高となった失業率が、国民の不満をつのらせた。アメリカも日本も競争社会への反対として、いわゆる友愛社会への移行。大企業優遇税制、所得の偏重から、中小企業への配慮税制、所得の平準化などが、現状への不満と受け皿としての民主党への投票となったのではないか。

投票率は、69.29%で先回より1.78ポイント高い程度だが、期日前投票率が、前回の1.56倍と言うことだから、はっきりした意志を持った投票が、増えたのではないだろうか。競争社会は、弱肉強食の傾向をもたらす。今回は、民主党の政策に、強者優遇でないものを期待している。その引き金になったのは、安倍首相の政権投げだし、その後の福田首相の短期投げだし、最後に出てきた麻生首相の漢字読み違えをはじめとする失言で、自民党の人材が底をついたと、有権者が感じたことがあるのではないか。

相変わらずの官僚支配と、目に余る天下り。そんなことが、民主党への期待となったのだと感じた。

今後、どうなるにしても、30日の選挙で、269議席の絶対安定多数を遙かに超えて、308議席となった民主党は、半年以内にマニフェストに基づく成果を出してゆかなければ、鳩山首相の支持率も、オバマ氏と同じように、下がるだろう。そんなことは、百も承知と言うのが、今の民主党だろうが、千載一遇のチャンスだ。マニフェストの半分でも確実に実行してもらいたいものだ。スピードが必要だ。【了】

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PJ 記者