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PJ: 安居院 文男

「かんぽの宿一ノ関」に泊って
2009年08月26日 08:00 JST


かんぽの宿一ノ関 (撮影 安居院 文男 岩手県 24日) 

【PJニュース8月26日】岩手県のかんぽの宿、一ノ関に一泊する機会があった。以前にかんぽの宿青梅に泊ったことがあったが、一ノ関は初めてだ。結果から言うと、大人二人分、2万円強で十分楽しめた。受付の係員が親切だ。宿泊施設では、特に受付の人の第一印象が一番効くので、大切なことだ。受付している間に、冷たいお茶のサービスがあったのも、ありがたかった。

宿は新幹線一ノ関駅からバスで20分ぐらいの高台にあり、そこから遠望する須川岳1627m(この辺の人は、栗駒山をこう呼ぶ)は、近景の畑や田んぼの緑とマッチして、ゆったりと見える。3カ所ほど地肌が見えているのは2008年6月14日、「岩手・宮城内陸地震」で地滑りがあったあとだ。今は道路を通行できないため、栗駒山には入れない。平地では特に被害はなかったそうだが、山に近いところでは景色が変わったと、バスの運転手さんが話してくれた。

宿の温泉は、1500メートル掘って出ている42度の源泉だ。大浴場は二つあり、日替わりで男湯と女湯が入れ替わる。普通の温泉のほかに、うたせ湯や、エステ湯、泡ぶろ、寝湯などたくさんの種類が一つの丸い建物の中に入っている。客室には、それとは別に普通のバストイレも付いている。部屋はツインのベッドがあり、横には一段高くなっている、カーペットを敷いた4畳半ぐらいの場所があり、大型液晶テレビがあった。HDMI端子が付いているので、最近テレビを変えたのではないだろうか。世界陸上や、女子バレーボールを大画面で見ることができて、ありがたかった。

食事は、大きな食堂でとる。夜は各室ごとのテーブルになるが、朝はバイキング。夕食はてんぷらや鍋、炊き込みご飯と、普通の食事コースでもなかなかバラエティがある。贅沢コースでは、アワビの踊り焼きや、刺身などが付く。基本的にはおいしいが、工夫しすぎて、味が洋食か日本食か中途半端になっているものもあった。朝のバイキングは、和食が基本だが、パン党には物足りないかもしれない。おかずの点数を減らして、まとめることも必要かもしれない。

青梅に泊った時も、宿の食堂は、同じような机の並びだったと思う。そういう決まりになっているのだろうか。食堂でも従業員の対応は丁寧で、日曜、月曜だが、予約状況や、食堂の入り方を見ても、かなり繁盛しているように見えた。お客は、話しぶりから、岩手県や、近県の人が多いと感じたが、いずれにしても、この入りで、経営に問題があるとすれば、単価が安すぎるか、何か問題があるのではないか。食事なしのビジネスホテルではない。二食付き一人1万円はかなりお得だろう。【了】

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連載:被災地報道、もう一つの事実=岩手宮城内陸地震の被災地を歩いて
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