PJ: 安居院 文男
生の声を聞く=衆議院、東京5区公開討論会で
2009年08月09日 06:44 JST
この候補者から、一人が当選 (撮影 安居院 文男 8日) 
【PJニュース 2009年8月9日】学生団体RINGとivoteが東京青年会議所目黒区委員会との共催で、衆議院議員選挙東京5区の候補者の公開討論会を開くというビラを中目黒駅前で配っていた。山手通りでは宣伝カーの上に学生たちが立って、公開討論会があることを広報していた。場所は、東急東横線自由が丘駅前ロータリー、時間は、18:00〜19:30だった。
土曜日の夕方、自由が丘駅前のロータリーには、公開討論会用の白い車が来ていた。車の上には椅子があり、車の上から下がった垂れ幕に、候補者の名前が書いてあった。「自民党佐藤ゆかり(47歳)」、「民主党手塚よしお(42歳)」、「幸福実現党木下真(31歳)」、「日本共産党宮本栄(47歳)」の4名だった。
公開討論会といっても、自己紹介のあと、前もってぶつけてあった3つの質問を、2分ごとに区切って、順番に回答するという形式だ。質問とは、1.消費税を今後何%にするか、また、その時期と目的は。2.現在最も重要だと考えられる雇用問題は何か。また、その問題に対する対策。3.少子高齢化が進む社会の中で、国民が信頼できる公的年金制度の在り方とは。の3つだ。
各候補者は、党のマニフェストに書いてあることを回答している。その回答書が聴衆に渡されているので、話すことは、あらかじめわかっているのだが、各候補者が自分の声で身ぶりを交えながら話しているので、各候補者の人柄や、演説のうまさなどが伝わってくる。ロータリー前の歩道には、200人以上と思われる聴衆や、報道陣でいっぱいになっていた。
自民党の消費税を上げるにしても4-5年あとというのと、民主党のこの4年間は消費税を上げないというのは、違うようで、同じようにも思える。共産党と幸福実現党は、消費税増税反対。雇用問題は、自民党の労働派遣法を見直す。民主党は派遣社員と正社員の均等待遇、最低賃金1000円。幸福実現党は、大減税による景気回復で企業の倒産を防ぐ。共産党は製造業派遣の禁止、1000円の最低賃金。など、いずれも、簡単には、説明しづらいし、わかるのも簡単ではない。公的年金については、具体性を出そうとすると、その手段の説明が簡単ではない。
投票率は、年齢に比例するという説があり、70歳は70%、20歳は20%という話も聞く。学生団体がこういうことを進めようとするのは、いいことだろう。RINGは、明治学院大学と慶応大などの学生がやっていると、ビラを配っていた学生が言っていた。テレビの討論では、各党の代表がやりあったりするが、公開討論会という、まだ歴史の浅いこのような会では、討論まではゆかない。候補者の顔を見て、生の声を聞いて、投票行動に結びつけば上々というところだ。いずれにしても、小選挙区東京5区では、1名が8月末に選ばれる。新聞では、佐藤ゆかり氏と手塚よしお氏の一騎打ちだそうだ。【了】
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