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PJ: 安居院 文男

いつでも、何度でも=電車の中で言い争う男女
2009年08月08日 06:05 JST


暴力の前に、何度もある言い争い (撮影 安居院 文男 6日) 

【PJニュース2009年8月8日】8月5日と6日と2日間続けて都営地下鉄の中で言い争いを見てしまった。5日は、中年の太り気味のおじさんが、なんとなくのような声で、「通信はやめろって書いてあるんだから、やめたら〜」と、聞こえた。向かい合わせ4席のシルバーシートの横でのこと。聞くともなしに聞こえるぐらいの声だったので、気にも留(と)めなかった。すると、「やめろって言ってんだから、やめろよっ!!わかんねーのか。いつまでやってんだよーっ!!」と突然の大声に変わった。窓際で、ケータイをいじっていた若い女性が「済みません済みません」と泣きそうになってあやまっていた。電車が、ちょうど泉岳寺の駅にとまったので、男性はぶつぶつ言いながら降りた。

6日は、都営地下鉄日比谷駅で、ついた電車から降りようとしたらしい、細身の全身黒、超ミニスカートの若い女性が、開いているドアに向かって、大声で怒鳴っている。「このーッ、テメーッ、降りろよーっ、何やってんだよーっ!!」開いているドアの車内には、作業服を着た初老のおじさんが二人いて、そのうちの一人がどうやら、女性が降りるときに、わざと足を引っ掛けたと怒っているようだ。

「何にもやってないよー」と、平静を装いながら、いいわけをしているおじさんに、開いたままのドアの前で、仁王立ちになって、「オーボー、オーボー!!」と甲高い声で叫び続ける声は、ホームに響きわたった。あいている時間がばかに長いな、と思っていたドアは、最後にたまりかねて、降りようとしたおじさんの半身と腕を挟んだが、そのまま閉まった。

両方とも、衆人環視のなかだから、かっこ悪さと、声が迷惑という以外は、大きな問題にはなっていない。たまたまPJがぶつかった小さな出来事だが、二日も続くと、こういう電車は何本も走っているのだから、いくつも言い争いはあるのだろうと思う。

電車の中には、「暴力は悲しい」というポスターがあった。こういう小さな言い争いがエスカレートすると、かなしいことになりかねない。両方とも、反撃できそうにない相手と思うからなんだろうか、相手が暴力団風でもやるんだろうか。スマートに言っていては、わからないこともあるのだが、切れたら相手も切れて、何が起こるか分からないリスクもある。【了】

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