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PJ: 安居院 文男

タクシー・一口マーケット調査=東京・大崎
2009年07月25日 11:39 JST


まだまだ不況は続くタクシーは走る (撮影 安居院 文男 24日) 

【PJニュース 2009年7月25日】24日、所用で水戸まで行き、帰って来て、別件で大崎からタクシーに乗った。「景気はどうですか」と聞くと「全く、われわれ庶民までは回ってきませんよ。去年の今ごろとは段違いです。」と言う返事が返って来た。「水戸まで行ってきたんですが、水戸の駅前ロータリーには、横に4-5台並んだタクシーが広場いっぱいにたまっていました。あれでは、いつになったら自分の番になるのかわかりませんが、こちらはどうですか」、「地方では特定の場所で待つ方が効率がいいことがありますからね」と言う返事。

「ところで、選挙はどうですか」と聞いてみた。「結局、今の政権にあきたって言うところですね」、「そうですか、民主党ですかね」、「自民がこのところ1年ごとに首相を変えても、全然代わり映えしないし、どれも、ひどかったですからね」と厳しい意見。

「民主党は、わかりやすいところで言うと、高速道路無料とか、ガソリンの暫定税率なしとか言っていますが、これで景気が変わりますかね」、「流通業は動くと思いますよ」、「でも、財源はどうするんでしょうか」、「いらない道路をやめればいいんですよ」

「ETCを作っているところや、高速の職員は大変でしょうね」、「仕方ないですよ、ETCなんか、天下りの巣なんじゃないでしょうか。高速の職員も仕方ないでしょうね。全般的に、箱物の無駄遣いが多すぎましたよ。金がない訳じゃあないんですからね。今のねじれ国会で、いろいろ隠していた情報も、出さざるを得なくなって来たようですから、政権が変われば、もっと、いろいろな内幕がわかってくるんじゃないでしょうか」

「民主党だって、のろのろやっていればすぐに巻き返しがあるでしょうね。もし政権を取ったら、早くすることですよ」と、運転手は、後ろを振り返りながら話してくれた。「今、みんなの売り上げが悪いんですか」と聞いてみると、「いやそうでもありません。こつことやるか、どかんとやるかで、違うようです」、「こつこつと、どかん?」、「こつこつというのは、自分のテリトリーで流しながら、お客を捕まえる人。どかんというのは、決めたところでチャンスを待つやり方です。地方では、流してもお客は拾いにくいので、水戸駅のように、駅で並ぶしかないと言うことになりますが、東京は、場所と時間を選んで、こつこつやると、そっちの方が成績がいいようです」

「こつこつの方がいいのは、救いですね」と話しながら、目的地に着いたが、株が上がったり、企業の利益が出たりと言っても、本当の景気は、タクシーの運転手が「ようやく、景気が何とかなりましたよ。」と言うようにならないと良くなったとは言えないんだろう。【了】

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