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PJ: 安居院 文男

民主党は、半年以内にしっかり方向性を出すべき=都議選終わる
2009年07月13日 06:30 JST


都庁本会議場。(撮影:安居院 文男) 

【PJニュース 2009年7月13日】民主党の圧勝で、東京都議選が終わった。自民公明は、過半数をとれず、野党が過半数を取った。民主党が第一党になったことで、都議会でたくさんの問題が出るだろう。民主党は新銀行東京からの撤退、築地市場の移転に反対、現地で再整備を主張。救急搬送にかかる時間を47分から30分に、と大きく3つを掲げた。

ただ、民主党54人では、単独で過半数にはならないので、ネット2人、無所属2人と協力しても58人。まだ64名には足りない。共産党8人とあわせれば66人で過半数になるが、どうだろうか。オリンピックのために積み立てる4000億円を、医療・福祉に回せば、たくさんのことができると共産党が言っていたので、無駄をなくしてという民主と合う部分もあるかと思うが、共産党と共闘というのはどうなのだろうか。かといって、公明党と、と言うわけにも行かないだろう。

自民公明が過半数をとれなかった理由は、やはり、自民党という政党に愛想をつかした都民が多かったと言うことだろう。国政レベルで、あれだけ首相がころころ変わり、しかも、身勝手、無責任に見える変わり方では、いくら日本人が寛容でも怒るのは当然だ。最近の「誰でも殺人」に代表される人心の荒廃は、小泉首相以来の格差拡大が底流にあると、みんな気づいているとは言えないだろうか。自民党をぶっ壊すと言った小泉首相の言葉は忘れられ、旧自民に回帰しつつあった自民党は、その言葉通りぶっ壊れ始めた。国政選挙とは関係ないとは、もう言えないだろう。

都議会127議席の内訳、民主54、自民38、公明23、共産8、ネット2、諸・無2は、どう過半数を確保するのかが難しいことを意味する。民主党都議はなかなか得ることのできない内部情報も得やすくなるだろう。こういうチェンジでは、半年以内に民主党が言っていることを実現させる可能性を出さないと、また元に戻る。民主党は、党勢を拡大させた大変さより、政策を実行する大変さをクリアしなければならない。

自民党としては、麻生首相はおろされ、首相に人気のある人を据えて、国政選挙に当たろうとするだろうが、国民はそんな小手先の人気取りには、だまされないはずだ。【了】

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