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PJ: 安居院 文男

日本とアメリカでは、インクカートリッジの量が違うなんて=EXPO・東京ビッグサイト(下)
2009年07月13日 06:20 JST


(上)HANSA TOYの動く恐竜のぬいぐるみ(下)エコリカのエプソンIC6CL50互換インクジェットプリンタインクカートリッジ展示 

【PJニュース 2009年7月13日】(上)からのつづき。国際雑貨EXPOと、ベビー&キッズワールド、デザイン雑貨EXPOは、オフィスセキュリティEXPOと、オフィス家具EXPOに建物が続いている。デザインと言うだけあって、白い床になり、見ている人や、ブースの中の感じも、きれいで、華やかな感じがする。HANSA TOY INTERNATIONALという会社の展示は、大きなぬいぐるみの動物や、恐竜の首が動いている。雑貨関係は、台湾、中国、ベトナムと言った海外の小さなメーカーが集まっている。

東ホールの真ん中を貫く通路を渡って、国際文具・紙製品展に行ってみた。こちらは、20回の歴史ある展示会にふさわしく、ぺんてるや、マックス、シャチハタ、など文具関連の大きなブースが並んでいた。中で、エコリカという会社があった。ここは、インクジェットプリンタの互換インクを作っている。PJも何回か使ったことがある。かねがね、もう少しインクが安くならないものか、と思っていたので、話を聞いてみた。

「新しくエプソンの6色インクの互換カートリッジが出ましたよね」「よくご存じですね」「メルマガで読みました。普通店頭では5800円ぐらいですが、互換インクはいくらぐらいですか」「3700円ぐらいだと思います」。今までカートリッジに入っているICがいたずらして、互換インクカートリッジでは、残量がわからなかったのが不便だったが、今度の互換カートリッジの特徴は、ICチップを互換カートリッジにも入れたので、純正品と同じように、残量がわかるようになっているのだそうだ。

「だいたい、10gぐらいしか入っていないので、すぐなくなりますよね」というと、「あれは、黒、シアン、黄色、青は8gなんです。で、ライトシアンと、ライトブルーは、12g入っているんです。日本だけですが」「海外では違うんですか」「アメリカでは全部同じで、12gずつ入っています」「えーっ、何故(なぜ)ですか」「何故かはわかりませんが、何か裁判で問題になったのだと聞いていますが」。それなら、互換インクは全部12gとか、それ以上にすれば人気が出るのではないかと思ったが、カートリッジの構造が複雑で、同じようにしかできないのだそうだ。

とすれば、日本と、アメリカでは、カートリッジの仕様を変えていることになる。ICの中味をいじればいいのだろう。アメリカの価格がいくらかわからないが、日本のユーザーは高いインク代を払っていることになる。アメリカのカートリッジが使えるなら、アメリカで買って使えないのだろうか。「それはだめですね。ICチップで、カウントしているので、その回数がくれば、インクがないと言うことになってしまいますから。CANONのカートリッジは、透明なので見ればわかりますが、エプソンのカートリッジは不透明ですから、残量がわからないのです」

「それなら余計、互換メーカーは、ICに工夫したりして、たくさん入れて、たくさん使えるようにすれば、人気が出るようになると思います。ところで、シェアはどのぐらいですか」「9%ぐらいですね」。あまりシェアを高くすると、プリンタメーカーが本腰を入れてくるので、対策が大変になると言うことだった。「いままで、いろいろと裁判してきましたが、すべてわが社が勝っています。これからも工夫してゆきますよ」と内幕を話してくれた。

ぜひがんばってください、というと「カートリッジの回収が大変なので、店頭にある回収箱に、空のカートリッジを、ぜひ入れてください。レーザープリンタのトナーカートリッジは、3割ほど回収できているのですが、インクジェットは回収率が少ないのです」と言うことだった。エコの観点からも、たくさん回収できるように、PJも協力すると話した。

事務局に聞くと、最終金曜日は、一番人数が多くなるだろうと言うことだった。入場者の集計は、13日月曜日に発表される予定。【了】

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