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PJ: 安居院 文男

東京への修学旅行は「マスク」して
2009年05月21日 06:48 JST


東京駅で北からの新幹線を降りたマスクの中学生 (撮影 安居院 文男 20日 東京駅) 

東京の電車でも、マスク姿がちらほらするようになった。20日朝、東京駅の新幹線改札の近くを通ったところ、ちょうど修学旅行で、東京に来たばかりというような中学生らしい一団が改札から行列で出てきた。

全員マスクをしているのは、学校の決まりなのだろうか。出てきたのは東北、上越、長野新幹線の改札なので、東京の北か、東の学校だろう。東京の人は、西に行くときは、マスクをしなくて大丈夫かと思ってしまうが、東京より北や、東の人から見れば、東京も危険地域なのだろう。東京に住む人間としては、なんだか大げさな感じがするが、当事者から見ればそうもゆかない。

最近、アメリカや、中国から帰ってきた会社員と話す機会があった。ある会社員が中国の南のほうに3日ほど出張して帰ってきたら、会社からメールがあって、「3日間出社に及ばず」ということで、出社はしないで、社外の人と打ち合わせばかりしていたそうだ。もう一人の人の言うには、アメリカや、中国の人はほとんど気にしていないという話だった。

その会社が警戒しているのは、インフルエンザを人にうつすということもだが、むしろ、その会社の人が東京で一番はじめに豚インフルエンザにかかったということで、会社の名前が出るのが困るかららしいと、その人は笑っていた。いかにも、日本村らしい反応ではないだろうか。

神戸や大阪に次いで、滋賀で発病が確認されたと思ったら、20日夜、とうとう東京・八王子で16歳の女子高校生の発病が確認された。そのすぐ後に、川崎でも、同じ学校の生徒の感染が確認された。水際作戦といっても、これだけ行き来が激しければ、抑えるのは難しい。普通のインフルエンザと症状は変わらないようだから、入院の基準を下げるしかないだろう。うがいと手洗いをして、かからないようにすることはもちろん。糖尿病や、心臓病の持病がある人が重くなるようだから、かかったら早めにタミフルを飲んで、回復を待つしかなさそうだ。

今のところ、病状は重くないようだが、寒くなって、空気が乾燥したときに、つよく変異した病原体で復活することのないように祈るしかないのだろうか。【了】

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