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PJ: 安居院 文男

カワウが魚を捕らえる都市河川=東京・目黒川
2009年04月27日 05:02 JST


鵜がいて魚を食べていた(26日、東京・目黒川、撮影:安居院文男) 

26日、昨日の雨が上がり、やや北からのさわやかな風の中、午後2時ごろ、目黒川沿いを自転車で走った。中目黒駅と目黒駅の中間あたりにある中里橋の手前で、ふと川の中を見ると、水の中を黒いものがくねくねと泳いでいた。結構大きかったのと、スピードが速かったので、大きな鯉かと思った。すると、黒いものが水から顔を出して、上に向けたくちばしで、銀色の魚を飲み込むのが見えた。

 水鳥だが、鴨やサギではない。黒いけれども、カラスは水に潜らない。反対側の岸だったのと、またすぐに水に潜ったのでちゃんと確認できなかったが、首が長かったので、鵜かと思った。今度浮きあがってきたら撮ろうと、尻ポケットにいつも入れてあるデジカメを構えた。そこからちょっと離れたところに、鳥が首をだした。長い蛇のような首、やはり鵜だろうか。慌ててシャッターを切ったのがこの写真だ。やはり、鵜だと思うがどうだろうか。

 26日は大潮で、満潮は午前4時54分と、午後6時17分で、潮位は180センチ以上、干潮は午前11時40分と、午後11時57分で−13センチと、82センチだ。ちょうど午後2時ごろは干潮だった。鵜にはウミウと、カワウがあるそうだが、カワウの方が多いようだし、きっとカワウだろう。

 仕事を済ませて、午後6時20分ごろに帰りの自転車を走らせていると、川面には桜の花びらがたくさん浮いていた。上流のソメイヨシノはすっかり若葉に変わっているので、この花びらは五反田近くの八重桜が散って、それが満潮で上ってきたのではないかと思った。満潮で中里橋あたりまで上ってきたのが、ちょうど潮目が変わり、下流に戻ってゆくところだろう。日没近く、橋から上流を見ると、夕闇の静まる川にビルが映えていた。

 都市河川、目黒川に鵜がやってきて、魚を捕らえるのを初めて見た。【了】

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