PJ: 安居院 文男
知ってましたか?模倣電池=フォトイメージングエキスポ2009
2009年03月27日 05:48 JST

模倣電池は爆発することも(3月26日、東京ビッグサイト、撮影:安居院文男) 
写真・映像分野でアジア最大級のイベント「フォトイメージングエキスポ2009」(カメラ映像機器工業界・日本写真映像用品工業界など主催)が、3月26日から29日まで東京ビッグサイトの東4・5・6ホールで開かれている。開催時間は午前10時から午後5時までで、公式サイトで事前登録を行うと入場無料。
今年のテーマは「撮る・見る・そしてつながる、フォトイメージングは新たな領域へ」で、136社が出展。今回は、写真・映像文化のインプットからアウトプットのすべての分野を対象としている。一般来場者向けには、風景写真やポートレートなど40講座が開かれ、阿部秀之、榎並悦子など著名写真家によるセミナーが人気を呼ぶ。
ニコン、キヤノンをはじめとする、カメラメーカーのブースでは、相変わらずコンパニオンを撮るカメラ小僧がいて、コンパニオンも注文に笑顔を作っていた。キヤノンブースでは、メリーゴーラウンドをバックに、モデルがポーズをとっていた。ニコンなどでは、講師が撮った写真を、講師のカメラマンが光の具合や、撮るときの困難さを解説していた。オリンパスのブースでは、広場に樹を1本おいて、いろいろな機種で撮影させていた。
カメラメーカーとは別に、撮った写真をどう生かすかという工夫をしているメーカーも目立った。例えば、ノーリツ鋼機のブースでは、ネットで募った人たちが20人近く集まり、写真を切り抜いて封筒に貼り、オリジナル封筒を作っていたのがとても楽しそうだった。全日本写真材料商組合連合会とNTTが共同で、未整理のホームビデオなどのクライマックス的な場所から、音声の高まりなどを自動で関知して、静止画を抽出、フォトブックという写真集にするという試みをデモしていた。同じ名前ながら、デジカメで撮った写真を店頭でフォトブック、つまり、アルバムにするという商売をPRしている会社も多かった。
一眼レフのホコリよけの小型掃除機を、1年がかりで発明した写真家の窪瀬さんは、自分でホコリに困ったことがあって、それならと、モーターと、ブラシを組み合わせて作ってしまった。今はカメラ量販店の店頭で、8000円程度で売っているそうだ。パナソニックやソニーのような大きなメーカーから、窪瀬さんのような小さな発明、カメラの歴史とといったものまで、映像にかかわるものは何でもある。
また、「模倣電池」という言葉は聞き慣れなかったが、カメラ用の電池で偽物が出回っているので注意してほしいというブースがあった。見ただけでは区別できない偽電池だが、爆発することもあるのだ。日本の店頭ではまず大丈夫だが、海外の安いものや、ネットで買ったものの中に、危ないものがあるとのことだ。どうしたら避けられるかを係員に尋ねると、「あまり安いものは買わないことです」とのこと。PJが「海外って、どこですか」と聞くと、「中国が多いですね」と、これは言ってはいけないような口ぶり。決め手はなさそうだった。【了】
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