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PJ: 今藤 泰資

筑波山ろく蔵の町、「真壁のひなまつり」
2009年02月08日 08:18 JST


京都を含む畿内では旧くからの伝統を重んじ男雛は向かって右に置く家庭が多いとされるが、真壁の飾りはなぜか上方風だ(撮影:今藤泰資) 

茨城県桜川市真壁。筑波山ろくの小さな町(旧真壁町)周辺には400年以前の町割りが今も残り、古い見世蔵や土蔵、見事な門構え、江戸から昭和中期の建造物140棟が現存し、開発の波から取り残された良さがある。アクセスの悪さが古い町並みを残してきたのだ。

 真壁の春を呼ぶ祭事が、「蔵の町、真壁のひなまつり」。当初は町民の有志により始められたというひなまつりは、町内約160カ所に、江戸・明治・大正・昭和・平成歴代の雛人形、つるし雛手作り雛・ちりめん雛など種類豊富な雛飾りが飾られている。

 畿内では、旧くからの伝統によって男雛は向かって右に置く家庭が多いとされるが、真壁の飾りはなぜか上方風だ。その秘密は、この地に住み着いた近江商人と無縁ではなさそうだ。

 8日には古い蔵を利用した人形浄瑠璃も開かれる。水がよいので地酒が生のままで販売され、同じ店では無料で甘酒が振る舞われていた。まちおこしの一環である「すいとん」も捨てたものではない。とりわけ地場産の「福来みかん」を活用した七味唐辛子がすいとんにはよく似合う。

期間:2月4日(水)から3月3日(火)
会場:茨城県桜川市真壁町真壁・古城・山尾・田・飯塚・羽鳥・桜井地区の住宅と店舗
アクセス:北関東自動車道笠間西ICから国道50号・つくば益子線経由で約30分
     常磐自動車道土浦北ICから国道125号・筑西つくば線経由で約40分
     ひなまつり中の週末には、つくばエクスプレスのつくば駅から臨時バスが運行

【了】

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