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PJ: 穂高 健一

見えない世界のみつめ方(1)=東京
2012年01月06日 09:38 JST


人間は見えない世界を見ようとする。レナート・ニルソンが1965年ごろに撮影に成功した、胎児は3か月目で、長さ8センチ、重さ25グラムだという。(撮影:穂高健一、12月12日、東京都写真美術館) 

【PJニュース 2012年1月6日】東京・恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館では、『見えない世界のみつめ方』が開催されている。1月29日(日)まで。映像をめぐる冒険の第4弾で、テーマは「拡大と縮小」である。主に同館のコレクションの展示である。

人間は常に目で見えない世界を知ろうとしてきた。その探究心が科学を推し進めた。と同時に、従来の世界の見方をも変えてきた。

太陽が地球を回っている。肉眼で見える範囲内で考えれば、天動説が当然だった。「地球が回っている」とすれば、宗教的にも神を冒涜するものだった。望遠鏡の発明で、人間の観測の領域が拡大した。そして、天動説が実証された。これは科学の進歩で、価値観が変化した顕著な例である。

第1章は「肉眼を超えて」。人間はかつて宇宙から地球を見ることはできなかった。いまや科学の発展で、それが可能になった。NASA「宇宙への旅―25年の歴史」として、1972年に撮影された、「青い地球」、「宇宙船の船外遊泳」、「月面に降り立った写真」などが展示品として並ぶ。

かつて子宮内の胎児など見ることはできなかった、1965年には3か月目の胎児が撮影されている。なんと重さは25gである。他にも、2万倍に拡大された赤血球などの写真などが並ぶ。まさに、肉眼で見ることができなかったものが、みえる時代になったのである。【つづく】

■関連情報
記者HP:穂高健一ワールド

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