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PJ: 穂高 健一

皇居のお濠一周は、市民ランナーの練習メッカ(中)
2010年01月21日 07:53 JST


一般市民のマラソン熱は年々高まっている。とくに女性が増えた。20代の女性から、子育てが終わった世代まで。(撮影:穂高健一、1月11日、東京・千代田区) 

【PJニュース 2010年1月21日】(上)からのつづき。一般市民のマラソン熱は年々高まっている。東京マラソンで火がついたことから、女性ランナーが特に多くなった。20代の女性から、子育てが終わった50代、60代の女性ランナーまで、さらにその上と幅が広い。

同コースは交通の便が良くて、JR、地下鉄を利用すれば、皇居周辺の数多くの駅に近い。竹橋から平川濠の紀伊国坂は急な坂道だ。ここはペースを落として、一歩ずつていねいに足を運んでいく走り方に徹することだ。登りきると都心環状線の入り口がある。代官町通りの交番は皇宮警察? 警視庁?とわからないまま、冬枯れの桜並木を進む。やがて千鳥ケ淵で、内堀通りの交通量が多い。それら排気ガスが気にならないほど、皇居周辺には緑が多い。

手入れの良い千鳥ケ渕公園に沿った、細長い平らな道をいく。ここは皇居一周で、最も道幅が狭い場所。スピードのあるランナーが背後から上手に追い越していく。皇居一周のランナーの9割がたは左回り(時計と逆)だ。道幅が狭い場所でも、前方から来たランナーと交錯することはほとんどない。

半蔵門には大きな交番がある。皇居の出入りチェックだから、皇宮警察か。ここからコースは下り一辺倒で、体力的に楽になる。なおかつ桜田濠の景観がすばらしい。皇居一周マラソンの醍醐味が最もあじわえる場所だ。一級品の情景が疲れを忘れさせてくれる。

右手には国立劇場、最高裁判所とつづく。視線がごく自然に桜田濠に戻ってくる。鴨や白鳥が水面でゆったり泳いでいる。その先には霞ヶ関の官公庁のビルが屹立(きつりつ)する。

歩道の路盤には都道府県の花が刻まれている。それらも楽しませてくれる。左手には国会議事堂を見て、警視庁、桜田門へとむかう。

ランナーにとって不便なのは、飲料を買える自販機がまったくないことだ。給水のペットボトルは事前に用意しておく必要がある。女性ランナーはトイレが気になるはず。同コースには明るく清潔なトイレが3ヶ所ある。コースから少し外れたならば、トイレの数はさらに増える。

このコースは随所で制服警察官をみる。日本一、あるいは世界一治安がよい場所かもしれない。女性が一人で走っても安全だ。【つづく】

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記者HP:穂高健一ワールド

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