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PJ: 穂高 健一

皇居のお濠一周は、市民ランナーの練習メッカ(上)
2010年01月20日 07:42 JST


3つの団体の市民ランナーが20チームに分かれて駅伝を楽む。皇居一周で一本のタスキをつないでいく。(撮影:穂高健一、1月11日、東京・千代田区) 

【PJニュース 2010年1月20日】日本人のマラソン熱は、諸外国に比べても高いものがある。市民の立場からすれば、かつてハーフマラソン、フルマラソンといえばTV観戦のスポーツだった。いまでは全国各地のマラソン大会には、市民ランナーが数千人、あるいは数万人が出場している。10代から70代まで、男女を問わず幅広い年齢層に及ぶ。距離が10キロだと、80代のランナーもいる。

東京マラソンの人気は抜群で、国内外から申し込みが殺到している。その倍率は年々上がり、市民マラソンの人口増加へといっそう拍車をかけている。同大会の2010年は出場枠が3万2000人であり、約24万人が抽選に外れて出場できなかった。一年間練習してきて、エントリーできないとなると、地方マラソンへと流れていく。

人気がある地方大会では、申込期限まえに定員に達し、締め切られる、という現象が起きている。(各大会とも、道路管理の安全性・警備上から、警察から出場人数に制限を受け、増員ができない)。

市民ランナーの練習で、人気抜群は皇居のお濠(ほり)に沿った一周・約5キロだ。土日祝日となると、市民ランナーが朝から夕方まで、数十メートルおきに途切れず走っている。まるで切れ目なく列を作っているようだ。平日の夜は、仕事帰りのサラリーマン、OLが軽快にして真剣に練習に励む光景がある。

気温が10度以下になると、発汗が抑えられ、走りやすい、最適の環境になる。1月11日の祝日は曇天で、真冬の肌寒さだった。PJは取材をかねて、皇居を5周(約25キロ)してみた。

皇居の濠をまわるコースに出るには、東京駅、有楽町駅、地下鉄の大手町駅、日比谷駅などから、徒歩5分もあれば充分だ。同日は内堀通りの竹橋付近で、市民ランナーの3つの団体が20チームに分かれて駅伝を楽しんでいた。1チームは4人(男女2人ずつ)で色違いのタスキをかける。ランナーは一周してきて、一本のタスキを渡す。

大学生による箱根駅伝に代表されるように、日本人は一本のタスキをリレーによる駅伝が好きだ。諸外国にも伝わり、EKIDENが国際用語になりかけている。市民ランナーも皇居一周で、こうした楽しみ方ができるのか、と感心させられた。

トップのランナーにタイムを問うと、皇居一週が約20分だった。1キロ4分の走りだから、実業団などに比べて1分遅いていど。フルマラソンの42.195キロはきっと2時間台で走っているのだろう。【つづく】

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記者HP:穂高健一ワールド

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