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PJ: 穂高 健一

屋外での写真撮影への公権力の介入を憂慮する=日本ペンクラブ
2009年12月19日 10:59 JST

【PJニュース 2009年12月19日】社団法人・日本ペンクラブ(会長・阿刀田高)は、12月15日、写真家・篠山紀信(しのやま きしん、本名みちのぶ)さんの自宅や事務所などが家宅捜索を受けたことに対して、抗議声明を出した。

篠山紀信さんは世界的なヌードフォトの鬼才とも呼ばれ、芸術作品を世に送り出している。同月18日現在、日本写真家協会などからは正式な抗議声明が出ていない。芸術写真に対する、法権力への介入に対して、「表現の自由」を守ることに、もっと敏感になってもらいたいものだ。

日本ペンクラブは抗議声明を全文掲載する。

さる11月10日、今年1月に刊行された写真集『20XX TOKYO』の撮影が公然わいせつに当たるとして、写真家・篠山紀信氏の自宅や事務所が家宅捜索を受け、関係者への事情聴取はいまだにに続いていると伝えられる。

篠山氏は以前から同じように屋外の写真を発表してきたのに、今回突然、昨年夏に行われた撮影が問題とされ、しかもいきなり家宅捜索が行われるという事態になった。

写真家にとって表現活動の一環である撮影行為に対して、公権力の介入が恣意的に行われることはあってはならないことだが、今回の場合も、いきなり家宅捜索を行うといったやり方を含め、警察の対応には疑問を禁じえない。

表現の自由は、発表行為の前段である撮影や情報収集行為も含め、意見発表・表現行為とまったく同等に保障されるべきものであることは当然である。今回のような取り締まりが恣意的に行われることは、表現活動への萎縮をもたらし、公権力による事前抑制行為となりかねない。

日本ペンクラブは、今回の事態を深く憂慮し、ここに声明を発表する。【了】

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記者HP:穂高健一ワールド

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