PJ: 穂高 健一
穴場の時間帯を見つけたぞ、原宿イルミネーション
2009年12月06日 13:07 JST
明治神宮入口から青山通りまで約1キロに渡り、イルミネーションで飾られる。ケヤキは140本、LED63万球で、美しい。(撮影:滝アヤ、12月2日、東京・表参道) 
【PJニュース 2009年12月6日】東京都内には見事で豪華なイルミネーションのスポットは多い。今年はその一つに、老舗ともいえる原宿・表参道のケヤキ並木が加わった。12月1日から1月10日まで実施される。11年ぶりの復活だけに、話題性が多い。11月30日には同イルミネーションの点灯式がおこなわれた。
期間中は夕方5時から10時まで、明治神宮入口から青山通りまで約1キロに渡り、イルミネーションで飾られる。ケヤキは140本、LEDは約63万球である。
5時の点灯時間が近づくと、その瞬間を見たい大勢の人が表参道駅、原宿駅から三々五々と集まってくる。3カ所の歩道橋からは、通り全体が見渡せる。イルミネーション、色彩豊かなビル群、流れる車のライト。それらがミックスした光の極限の美しさとなる。それだけに橋の上は超人気だ。大勢が押しかけて順番待ちで、通勤ラッシュ並みだ。
整理誘導係がハンドマイクで、「撮影で、止まらないでください」と耳元が痛くなるほど、くり返し通行をうながす。1分も停止させない態度だ。
整理誘導係の一人から話を聞くことができた。「歩道橋は老朽化しており、よく揺れています。大勢が乗れば、重量オーバーで倒壊してもおかしくないんです。警察からは危険防止で、ゼッタイに人の流れを止めないでくれ、と言われています」と話す。
夜の撮影はデジカメ、ケイタイ、一眼レフ、いずれも三脚を使用するか、橋の欄干で固定させなければ、思い通りの写真が撮れない。歩行しながらの撮影では、ほとんどがブレてしまう。
明石花火大会歩道橋事件(兵庫県)がまだ記憶に残る。大勢の死傷者が出た。歩道橋はあなどれない危険な場所だ。所轄の警察署員も出て、人の流れを整理する。
ケヤキ並木を歩く人の声を拾ってみた。「前ほど(11年前)、新鮮な感動がないわね。各地で、豪華なイルミネーションを観てきたせいかしら」と語る。91年から8年間、表参道は大規模なイルミネーションの装飾で、人の目を惹(ひ)いた。全国的なさきがけで、多くを感動させたものだ。「ここの色よりも、青いイルミネーションの方が好きだわ」と他と比較する女性もいた。
12月2日は夜9時過ぎると、とたんに人の波が引けた。最も景観の良い「表参道神宮前五丁目」歩道橋のうえでも、10人ていど。まばらな状態となった。
整理誘導係は「立ち止まった撮影は禁止です」と口頭でかるく注意をするていどだ。ハンドマイクは使わず、歩道橋の欄干にカメラを据えた、数枚の撮影ならば、大目に見てくれる態度だった。
平日の夜9時過ぎならば、同歩道橋のうえで良いアングルがとらえられる。プロ、アマのカメラマンにはこの時間帯が最もチャンスだ。混雑した夕方6時でも、閑散としてきた夜9時でも、イルミネーションの情景はほとんど変わらないのだから。
「土、日曜日は、10時消灯まで、歩道橋の上で撮影はできないでしょうね。でも、11年ぶりだから、実際に週末になってみないと、人出はわからないけど」と誘導員が語った。【了】
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記者HP:穂高健一ワールド
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